チャレンジパッドネクストの導入で小1講座は学習効果がアップ!教材や料金の変化を解説

2022年度から進研ゼミ小学講座・チャレンジタッチ1年生講座のタブレットが新しくなります。

新タブレットの名称は「チャレンジパッドNEXT」(以下、ネクスト)。

「これまでのタブレットと何が違うの?」
「教材はどう変わるの?」
「タブレットの代金や受講料は変わるの?」

ぱぱきりん

先ず、画面が旧タブレットと比較できないほど綺麗になったことに感動します。ペンでの書きやすさも格段によくなりました。

わが家では、現在小学2年生の次男が、昨年、旧タブレットで小学1年生の講座を受講し、今もチャレンジイングリッシュを単独受講してます。

今回、新タブレットを試してみたいと思い、1年生講座を受講しました。

第1印象は、画面が驚くほど綺麗になったことに感動!

ペンでの書きやすさも、タブレットの画面に適度に抵抗感があって、ザラザラだった旧タブレットよりも格段に良くなりました。

画面に手をついて書いたり、線を引いて回答できたりするので、教材で学べることも増えました。

チャレンジタッチはコスパの良い教材でしたが、学習内容や効果も改善されて、一層、コスパが良くなった印象です。

この記事では、以下の点を解説しています。

  • チャレンジパッドネクストと現在のタブレットの比較
  • 1年生講座の国語と算数の教材の変化
  • タブレット料金と受講料の変化

次男のチャレンジタッチ1年生講座の体験口コミ記事もあります。教材の特色は新タブレットになっても変わらないので、お読みいただくとご参考になると思います!

チャレンジタッチ小学1年生の受講口コミ|学習習慣付けと英語学習に効果あり
筆者紹介
ぱぱきりん
▼東京大学卒業後、国内外の学生や社会人向けの研修業務をしています。▼3人の子ども達のために、良い教材を探す日々です。▼仕事の中で数学と英語の大切さを感じるので、教材選びでは算数と英語を重視しています。

チャレンジパッドネクストを使って分かった機能と特徴

(出所)ベネッセ

チャレンジパッドネクストは、現在、小2講座以上で使われているチャレンジパッド3とはどのように違うのでしょうか?

二つのタブレットの特長やスペックを比べてみます。

画面が圧倒的に綺麗になった!

上が、ネクストの画面です。液晶画面のドット数が1920×1200と、チャレンジパッド3の1280×800から増えたこと、チャンレンジパッド3の画面表面の半透明のフィルムが無くなったことで、キラキラと輝いて見えます。

前のタブレットを知っている人であれば、一目見て気分が上がると思います。

下の写真が、チャレンジパッド3の画面です。

算数の問題の冒頭でカンガエルが男の子に説明する写真

画面の明るさや、色の綺麗さなどが、全然違うことが分かります。

ネクストは画面に手をついて書けるようになった!

これまで小学講座で使われてきたチャレンジパッド3は、感圧式のタブレットです。

タッチペンと手の2か所がパネルに接していた場合、ペンと手を区別できませんでした。

下がチャレンジパッド3を使って学習する小1の次男の写真です。

チャレンジパッド3で学習する次男の写真

手を、液晶パネルの外についています。

一方、チャレンジパッドネクストは、静電容量方式の液晶パネルと電磁誘導式の高機能ペンを採用し、パネルがペンからの信号を読み取ってペン先の位置を正確に検知できるようになりました。

そのため、写真のように、画面に手をついていて書けます

チャレンジパッドネクストで画面に手をついて漢字を書く写真(出所)ベネッセ

御参考までに、チャレンジパッドネクストと、小学講座で現在使われているチャレンジパッド3のスペックを表で比較してみましょう!

チャレンジパッドNEXT チャレンジパッド3
タッチ
パネル
静電容量方式 抵抗膜方式
液晶
サイズ
10.1インチ 10.1インチ
ドット 1920×1200 1280×800
本体
サイズ
高さ約185mm×幅約264mm×厚さ約15mm 高さ約192mm×幅約272mm×厚さ約16mm
重量 630g 640g
カメラ 前面500万画素
背面500万画素
前面500万画素
背面500万画素
カード
スロット
microSD/SDHC microSD/SDHC

液晶パネルのサイズは同じです。

でも、ネクストはドット数が大幅にアップしたので、画像がよりキレイになります!

全体のサイズは、ネクストが少し小さくなり、重さは10グラム軽くなりました。

手をついて書けるようになったことと画面がきれいになったことの2点に注目です。

教材にご関心が有れば、ぜひ、資料を取り寄せて、お子さんと見てみましょう。お試し教材ももらえてお得です!

チャレンジパッドネクストの導入で小1講座はどう変わる?

チャレンジタッチ1ねんせいの算数の画面

小1講座では、2021年度現在は手をついて書けないチャレンジパッド3が使われています。

2022年度からは、チャレンジパッドネクストが導入されることで、教材と料金が変わります。

進研ゼミ小学講座のHPでは、チャレンジパッドネクストについて、次のように解説しています。

特に太字の部分が重要です。

【2022年4月から小1生】『小学講座』で使用する<チャレンジパッドNext>は、どのようなタブレットですか?

<チャレンジパッドNext>は、進研ゼミの学習専用タブレットです。
お子さまがインターネット等を通じて自由に外部サイトに接続できない設計になっているので、学習に専念でき安心です。

また、ペンと液晶画面の方式を変更してあり、ペンでの書きやすさについて以下の2点を強化しました。

1:文字の練習をする小1生でも書きやすいよう、手をついても書けるようになりました。
2:ペンで書く際にぎゅっと押してなくても反応するので、筆圧弱めでも書きやすくなりました。

(注)太字はpapakirin.comによるもの。
(出所)ベネッセ

確かに、小学1年生にとって、手をついて、筆圧が弱めでも書けるようになることは、大きな変化です。

次に、小学1年生の学習方法や教材の変化を見てみましょう。

小1講座の教材と学習方法の変化

チャレンジタッチ1年生の算数で数を絵に表すことを解説する写真

チャレンジパッドネクストに変わることで、学習方法や教材はどのように変わるのでしょうか?

小1講座のHPでは、次のような6つのメリットが挙げられています。

・手をついて書ける(利き手対応)
・紙のようななめらかな書き心地
・記述問題で考える力がつく
・書いた文字をその場で自動採点
・外部接続不可の学習専用だから安全
・ブルーライトカットで目を守る

(出所)ベネッセ

わが家では、2021年度時点で、1年生の次男がチャレンジタッチを受講しています。

次男の受講経験からは、上の6つの変化の中でも、①手をついて書けること、②記述問題、③書いた文字が自動採点されること、の3点が、国語や算数の学習効果のアップにつながると考えれます。

  1. 手をついて書ける
  2. 記述問題
  3. 書いた文字が自動採点される

この結果、教材はどのように変わるのでしょう?

国語と算数について、次男が学んでいる教材と、公式HPで紹介されているチャレンジパッドネクストの画像を比べてみます!

国語は書き取りと記述問題が変わる

国語では、書き取りと記述問題が大きく変わります。

チャレンジパッドネクストでは、文字の入力ボックスが大きくなり、画面の中央付近に移動しました。

(再掲)チャレンジパッドネクストに手をついて書く画像(出所)ベネッセ

次男の1年生の教材では、下の写真では、ひらがなの入力スペースは小さく、画面の横の方にありました。

現在のチャレンジタッチ1年生講座のひらがなの入力画面

おそらく、パネルの外側のカバー部分に手をついて書けるように、この位置にしたのでしょう。
(注)利き手が左の場合は、入力ボックスは左側になります。

新タブレットでは、パネルに手をついて書けるようになったことで、画面の中ほどで、大きな文字を書けるようになったようです。

文字の入力が楽になるので、字を書きなれていない新1年生にはうれしい変化です。

新タブレットの導入で記述問題が解きやすくなる

さらに、新タブレットの導入で、下の写真のような記述問題が増える模様です。

チャレンジパッドネクストの国語の記述問題の画像(出所)ベネッセ

次男の1年生の教材で感じていた不満は、記述問題の量が少ないことでした。

この理由の一つは、現在使っているタブレットが文字を書きにくいことでしょう。

現在の教材は、入力ボックスに文字を書くと機械が読み取って、回答欄に表示します。

この作業を、一文字ずつ、繰り返すので、文字数の多い記述問題では手間と時間がかかってしまいます。

しかし、上の写真のように、回答欄に手をついて直接書けて、機械が自動判定出来れば、問題を解く際の手間も時間も大幅に減るでしょう。

解答欄に自分の書いた文字が表示される

従来は、文字の入力欄に自分で書きこんだ文字が、解答欄には、コンピュータのキレイな文字に変換されて表示されました。

写真で今の教材を見てみましょう。

下の写真は、「じゃんけん」の小さな「ゃ」を、回答欄に入力する問題です。

先ず、右側の入力ボックスに、自分でかきこみます。

現在のチャレンジタッチ1年生講座で小さなやを入力した写真

次に、次の写真のように、機械が「や」と認識すると、回答欄に活字体のきれいな文字に変わって表示されます。

現在のチャレンジタッチ1年生講座で小さなやが回答欄に転写された写真

しかし、チャレンジパッドネクストでは、自分で書いた文字がそのまま表示される方式に変わりました。

この変化がもたらす学習効果について、小1講座のHPで、東京工業大学名誉教授の赤堀先生は、子どもに解答から見直しまで自主的に考えさせる効果があると解説しています。

東京工業大学名誉教授
赤堀侃司先生

「手で書く」ことで、子供は頭の中にある考えを表現します。それが学習効果につながるのです。また、自分の書いた文字がそのまま表示され、正誤判定されることも、高い学習効果を生みます。とくに低学年の子供は、自分の書いた文字がデジタル文字に変換されてしまうと途端に他人事になってしまう書いた文字がそのまま採点されることで、問題を解いている最中だけでなく、見直しまで自分から取り組めるのです。

(注)太字はpapakirin.comによるもの。
(出所)ベネッセ

スマイルゼミの国語教材との比較

スマイルゼミでは、下の写真のように、入力した文字が回答欄に反映されていました。
(注)写真は小学4年生の国語です。

チャレンジタッチも同じレベルになったと言えます。

スマイルゼミで入力した文字が回答欄に転写された写真

国語の問題は、新タブレットの導入によって、書き取りや記述問題の面で、従来よりも学習効果が大きくアップすることが期待されますね。

ぱぱきりん

算数はより実践的な学習が可能に

算数では、画面の問題に数字や式、図を直接書き込めるようになったことが注目されます。

例えば、HPの写真では、タブレットに表示されている図に、自分の字で数字を書き込んだり、バツ印を付けたりしています。

チャレンジパッドネクストの1年生算数の教材で図に書き込んでいる写真(出所)ベネッセ

さらに、手で式を書き込んで、自動採点できるようにもなったそうです。

チャレンジパッドネクストの1年生算数で手描きの式が採点された写真(出所)ベネッセ

こは大きな変化です。

従来のチャレンジパッド3では、下の写真のように、式や数字を下の入力エリアからタッチペンで選んで、入力していました。

現在のチャレンジタッチ1年生の算数教材の写真

計算式はを書くことも有りますが、自動判定は出来ませんでした。

このような教材では、問題の解き方は理解できても、学校のテストの時のような、自分で図と式を書いて計算し、答えを書くという一連の作業を練習してはいません。

一方、新タブレットでは、自分で図に書き込んだり、回答欄に記入した数字や式が自動判定されるので、テスト時の作業に大分近づいたことになります

学習効果がアップするのは、確かでしょう。

ぱぱきりん

スマイルゼミの算数教材との比較

スマイルゼミは、自分で書いた式を自動採点することは出来ません。

この点では、チャレンジパッドネクストの導入により、進研ゼミの教材がスマイルゼミを追い越したと評価できます

以上のように、算数でも国語と同様、新タブレットの導入によって学習効果はアップすると考えられます。

教材にご関心が有れば、ぜひ、資料を取り寄せて、お子さんと見てみましょう。お試し教材ももらえてお得です!

小1講座でチャレンジパッドネクストが手元に届く時期

ちなみに、チャレンジパッドネクストはいつ、手元に届くのでしょうか?

2021年9月から2022年度4月号の申し込み受付が始まっており、早めに申し込むと、2022年1月~3月の入学準備プログラムを楽手することが出来ます。

入学準備プログラムの1月開講に合わせて、チャレンジパッドネクストは、2021年12月上旬に手元に届くそうです。

入学準備プログラムを受講しても、料金は4月からの受講と変わりません。早くから受講した方がお得になりますね。

ぱぱきりん

11月14日までに申し込めば、入学準備パックももらえてとてもお得なので、早期入会キャンペーンは要チェックです!

詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください!

チャレンジパッドネクスト(NEXT)はいつから何年生が使う?講座申し込みはいつから?

新タブレットの価格と受講料はどう変わる?

チャレンジパッドネクストの写真(出所)ベネッセ

チャレンジタッチネクストの定価は、39,800円(税込み)です。

小学生が使っている現行のチャレンジパッド3が19,800円なので、約2万円の値上がりです。

このネクストの値段は高いのでしょうか?

今年、中学1年生に導入された同じ静電容量方式のチャレンジパッドneoは、ネクストと同じ39,800円です。

また、スマイルゼミのスマイルタブレットR3は43,780円なので、チャレンジパッドネクストの方が約4000円安いです。

ネクストを、既に中学1年生に導入されていたneoと同じ価格にすることで講座料金の変更を避け、さらに、スマイルゼミよりも安い価格を維持しています。

もしかしたら、ネクストはneoの改良版なので、価格を変える必要が無かったのかもしれません。

ぱぱきりん

6カ月連続受講でタブレット代が無料に

タブレットに関連する費用は、サポートサービスの保証料を除いて現在と変わりません。

今の制度と同様、新規入会者が半年間続けて受講すれば、タブレット代金を払う必要はありません。

仮に、6カ月未満で退会する時は、タブレット代を払う必要がありますが、この料金もチャレンジパッド3の時と同じ9,900円です。

壊れた際の、保証加入時の交換費用も、チャレンジパッド3と同じ3,300円です。

チャレンジパッドネクストはチャレンジパッド3から約2万円も値段が上がっているのに、請求されるタブレット費用が変わらないので、よりお得になったと言えます。

ぱぱきりん

ちなみに、スマイルゼミで入会後6カ月未満で退会した場合、入会時に支払ったタブレット代金と合計で、定価の43,780円を全額、払わなければなりません。

チャレンジタッチの方が、早期退会費用は少なく済みます。

スマイルゼミと比べた場合の進研ゼミのコスパの良さが増したと言えます。

受講料は小幅値上げ

これまでより約2万円高いタブレットの導入で、コースの受講料はどのように変わるのでしょうか?

変更後と現在の受講料を表で比べてみましょう。

料金は12カ月一括払い・税込みです。

2022年度
2021年度

(①ー②)
小1講座 38,160円 35,760円 2,400円

小1講座は、年間で2,400円値上がりします。

約2万円も高い高性能タブレットが導入されたのに、年間2,400円、月200円の値上がりなので、実質的には値下がりと言えます。

小1講座の受講を考えているご家庭では、新タブレットによって学習効果が高まる一方で、価格の上昇幅は大きくは無いので一安心ですね。

ぱぱきりん

タブレットサポートサービスと保証料

進研ゼミでは、タブレットが故障した際の保険に当たる「チャレンジパッドサポートサービス」を提供しています。

サービスの内容は、落としたり水をこぼしたりして壊れた自己破損の場合に、3,300円(税込み)で新品のチャレンジパッドネクストと交換できるというものです。

自己破損の例のイラスト(出所)ベネッセ

入会時に最初から付いている「機器保証」は、到着後1年間は初期不良や自然に壊れる「自然故障」の場合は無償で交換してくれますが、自己破損の場合は交換してくれません。

さらに、機器保証の有効期間はタブレット到着後1年間で、2年目以降は自然故障でも交換してくれません。

2年目以降は、サポートサービスがあれば、自然故障・事故破損共に、3,300円で新タブレットと交換できます。

しかし、サポートサービスがないと定価39,800円で新規購入しなければなりません。

サポートサービスの料金は、今のチャレンジパッド3が1,860円なのに対し、チャレンジパッドネクストは3,300円に値上がりしています。

注意点は、タブレットが届く前にサポートサービスを契約する必要があることです。タブレットが届いてからでは契約できません。

チャレンジパッドネクストのサポートサービスについては、公式HPで詳細に説明されています。

ちなみに、2022年度の新1年生向けに、2022年1月から入学準備プログラムが始まります。

期限付きの早期入会特典もあるので、要チェックです。

詳細は、以下の記事で解説しているので、この記事と合わせてご覧ください!

チャレンジパッドネクスト(NEXT)はいつから何年生が使う?講座申し込みはいつから?

教材にご関心が有れば、ぜひ、資料を取り寄せて、お子さんと見てみましょう。お試し教材ももらえてお得です!

まとめ

チャレンジパッドネクストの導入により、国語と算数では学習効果がこれまでよりもアップするでしょう。

一方、チャレンジタッチ1年生の年間費用(税込み)は、講座受講料とタブレット保証料の上昇と合計で、4,240円の値上がりにとどまります。

元々コスパの良いチャレンジタッチが、一層、コスパが良くなった印象です。

来年1年生になるお子さん向けにタブレット教材をお探しのご家庭では、ぜひ、資料を取り寄せて検討してみてください。

お子さんと一緒に資料を見たり、お試し教材に取り組んだ感想を聞いてみることをお勧めします。

手続きは、3分ほどで終わります!

ちなみに、チャレンジタッチの資料請求の手順と資料の注目点を解説した記事が有ります。

公式HPでもし迷ってしまったら、こちらを読んでみて下さい!

【簡単3分】チャレンジタッチの資料請求の手順と特典を解説!資料のチェックポイントも紹介

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