進研ゼミ・じゃんぷタッチはどんな講座?いつから申し込めるの?

進研ゼミの幼児向けこどもちゃれんじに、2022年度からタブレット学習を中心にする「じゃんぷタッチ」という講座が新設されます。

何を学べるの?
どんなタブレットを使うの?
料金はじゃんぷから変わるの?

いろいろと疑問が湧いてきます。

まだ、既会員向けに先行「登録」が始まったばかりで、情報も限られていますが、コースの特長をまとめてみました!

筆者紹介
ぱぱきりん
▼東京大学卒業後、国内外の学生や社会人向けの研修業務をしています。▼3人の子ども達のために、良い教材を探す日々です。▼仕事の中で数学と英語の大切さを感じるので、教材選びでは算数と英語を重視しています。

年長さんむけにチャレンジタッチネクストを使う「じゃんぷタッチ」が新設

(出所)ベネッセ

じゃんぷタッチは、2022年度から年長さん向けに新設される講座です。

公式HPはこちらになります。

従来のこどもちゃれんじ・じゃんぷ(5歳・6歳向け)は、紙の教材が中心です。

補助教材として、ひらがな・かたかなの勉強ができる「かきじゅんびナビ」や「3WAYべんきょうマシン」などの電子機器がついてきました。

手をついて書けるチャレンジタッチネクストを使えば、幼児でもタブレットで学習できると、ベネッセは判断したのでしょう。

(出所)ベネッセ

新タブレットで学べることは?

(出所)ベネッセ

進研ゼミのじゃんぷタッチのHPでは、以下の12のテーマが学べると解説しています。

  1. ひらがな
  2. カタカナ
  3. 数・図形
  4. とけい
  5. 考える力
  6. プログラミング
  7. 自然科学
  8. 社会性
  9. ルール・マナー
  10. アート
  11. 音楽
  12. 英語

平仮名、片仮名は、画面に手をついてかけるので、年長さんでも十分に学習できるでしょう。

下の動画は算数の例です。小学1年生の学習内容を学びます。

(出所)ベネッセ

注目は、タブレット教材が得意とする英語の教材です。

最初の英語学習で一番大切なのは、ネイティブの音声に毎日接すること。

タブレットは幼児でも操作が簡単で、何度も繰り返し音声を聞けるので、理想の英語教材と言えます。

英語の講座は4月号から毎月、配信されます。

「一人で勉強できる」がアピールポイントですが、小さな子供は、親と一緒に勉強できると喜びます。ぜひ、親御さんも一緒に、勉強してみましょう。

ぱぱきりん

タブレットは最新のチャレンジパッドネクストを使用

チャレンジパッドネクストは、2022年度から進研ゼミに導入される最新のタブレットです。

特長は、かすかな電気を感じる静電容量方式の液晶パネルと、微弱な電流を出す電磁誘導式の高機能ペンを採用していることです。

簡単に言うと、パネルがペンからの信号を読み取ってペン先の位置を正確に検知できるので、上の写真のように、画面に手をついていて書けます

チャレンジパッドネクストで画面に手をついて漢字を書く写真(出所)ベネッセ

詳細なスペックは下のボタンをクリックするとご覧いただけます。

チャレンジパッドNEXT
タッチパネル 静電容量方式
液晶サイズ 10.1インチ
ドット 1920×1200
本体サイズ 高さ約185mm×幅約264mm×厚さ約15mm
重量 630g
カメラ 前面500万画素
背面500万画素
カードスロット microSD/SDHC

じゃんぷタッチにおける新タブレットを使った機能

タブレットで学ぶことで、いろいろな機能が加わりました。

例えば、学習習慣づけについては、毎日、勉強時間になると、音楽としまじろうの声で、「タッチの時間だよ!」と子どもに呼びかけるそうです。

(出所)ベネッセ

問題は音声で読み上げられ、ヒントも出ます。

解答は自動で丸付けされ、間違えても音とアニメーションの解説があり、子どもが一人で学習を進められるように作られています。

(出所)ベネッセ

チャレンジタッチの解説の分かりやすさは、次男が受講している1年生の講座でも強く感じており、進研ゼミの他社にはない強みになっています。

紙の教材も届く

(出所)ベネッセ

タブレット学習ばかりでは、紙に書く練習ができないのでは?と心配になります。

じゃんぷタッチでは、4月、8月、1月に、約20ページのワークブックが届けられます。

さらに、10月には紙の添削課題も届くそうです。

(出所)ベネッセ

年間の教材のラインナップは、下のリンクをクリックすると見ることが出来ます。https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/member/jump/touch/img_point03_04_big.png

じゃんぷタッチのコース料金

じゃんぷタッチと紙教材のじゃんぷの料金を表にしました。

じゃんぷタッチ じゃんぷ
(新ー旧)
受講料 35,760円 29,760円 6,000円

じゃんぷタッチの方が、12カ月一括払いで6,000円値上がりします。

39,800円の最新タブレットが導入された割には、値上がり幅が小さいです。

じゃんぷの電子教材が無い分、タブレット導入による料金上昇が抑えられているのかもしれません。

タブレット代金は6ヶ月連続受講で無料に

じゃんぷタッチでは、タブレット代金は、新規入会者は6カ月間連続で受講すると無料になります。

定価39,800円の最新タブレットが無料になるのでお得ととてもお得です。

ただし、6カ月未満で退会すると、9,900円のタブレット代金が請求されるので注意しましょう

39,800円のタブレットが9,900円なので、良心的な費用の設定だと思います。

ぱぱきりん

タブレットサポートサービスと保証料

(出所)ベネッセ

年長さんのじゃんぷタッチにも、タブレットが故障した際の保険に当たる「チャレンジパッドサポートサービス」があります。

サービスの内容は、小学・中学と同様、落としたり水をこぼしたりして壊れた自己破損の場合に、3,300円(税込み)でタブレットを新しいものと交換できるというものです。

自己破損の例のイラスト(出所)ベネッセ

最初からついている「機器保証」は、到着後1年間は初期不良や自然に壊れる「自然故障」の場合は無償で交換してくれますが、自己破損の場合は交換してくれません。

さらに、機器保証は、タブレット到着後2年目以降はなくなります。

サポートサービスがあれば、自然故障・事故破損共に、3,300円で新タブレットと交換できますが、サポートサービスがないと定価39,800円で新規購入しなければなりません。
(注)タブレットが届く前にサポートサービスを契約する必要があります。タブレットが届いてからでは契約できません。

じゃんぷタッチのサポートサービスについては、以下のHPで詳細に説明されています。
https://www2.shimajiro.co.jp/touch/support/

じゃんぷタッチの申し込み方法

じゃんぷタッチは、10月26日時点で、新規会員の申し込みや資料請求は受け付けていません。

現在、年中さんの「すてっぷ」を受講中の方だけが、先行で受講登録できます。

ベネッセに問い合わせたところ、「2022年に入ったころに、HPで資料請求や新規申し込みの受付が始まるのではないか」とのことでした。

教材とコースの解説は、公式HPの情報のみになります。

まとめ

幼児向けのタブレット教材は、これまでスマイルゼミの独壇場でした。

2022年度から進研ゼミが年長さん向けの市場に進出することになり、競争が激しくなりそうです。

進研ゼミの特長は、教材の解説がとても分かりやすく、基礎をしっかり学ぶのに向いていることです。

じゃんぷタッチの教材の内容はまだ分かりませんが、ご参考までに、小学1年生の講座を受講した口コミ記事があります。

タブレット教材をお探しのご家庭では、2022年の年明け頃に資料を取り寄せて検討してみると良いでしょう。

この記事でも、新しい情報が分かり次第更新してゆきます!

ぱぱきりん

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