チャレンジタッチとスマイルゼミを徹底比較!兄弟受講で知った本質的な違いを解説

人気の進研ゼミ・チャレンジタッチとスマイルゼミ。

「教材にどのような違いがあるの?」
「学習効果や飽きやすさに差はある?」
「子どもによって向き不向きはあるの?」

選ぶ際には迷ってしまいます。

2つの教材の特長を体験に基にまとめると次の通りです。

  • チャレンジタッチは、雰囲気が明るく解説がとても分かりやすい。赤ペン先生の添削もあって、楽しい塾のよう。英語の先取り学習が出来るの良い教材がある。無料図書館や努力賞プレゼントも充実してコスパが良い
  • スマイルゼミは、ゲーム形式の問題を楽しく解きながら勉強するハイテク・ドリルの雰囲気。勉強に集中するデザインの一方でごほうびがゲームという「なんだかなぁ」と言う面も。漢字検定費用を出してくれる。応用コースや英語のオプションを受講すると料金が上がる

見やすく表でまとめてみましょう。
(注)項目名を押すと該当の章に移動します。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
雰囲気 明るく楽しい ドライで勉強に集中
分かり
やすさ
解説がとても分かりやすい ゲーム形式で楽しい
難易度 やさしめ 少し難しい問題も
応用問題 無料 有料
人の指導 赤ペン先生など なし
先取り
学習
英語、漢字、計算 漢字、計算
ごほうび プレゼントなど ゲームなど
サービス 無料図書館など 漢検費用のサポート
コスパ 良い 費用相当?
提供元 ベネッセ ジャストシステム

どちらも勉強を継続すれば学力は伸びます。

ただし、解説の分かりやすさやサービスの充実度、飽きやすさなどに違いがあるので、注意して選びましょう。

ぱぱきりん

提供するベネッセとジャストシステムの企業文化が異なるので、教材の性格も全く異なります。

この記事では、わが家の5年生の長男と1年生の次男の受講体験を基に、2つの教材の違いを徹底解説します!

紹介する主なポイントは次の通りです。

  • メリット・デメリットと親子のタイプ別選び方
  • 教材の比較
    ①主な教科
    ②解説の分かりやすさ・難易度など
    ③タブレット
    料金

記事の最初に、結論にあたる教材のメリット・デメリットやおすすめの子どものタイプ、わが家の感想・口コミをまとめます。

次に、その根拠にあたる教材比較を紹介します。

途中のボタンを押すと詳しい解説が表示されるので、教材の違いを深く知りたい方は押してみて下さい!

筆者紹介
ぱぱきりん
▼東京大学卒業後、国内外の学生や社会人向けの研修業務をしています。▼3人の子ども達のために、良い教材を探す日々です。▼仕事の中で数学と英語の大切さを感じるので、教材選びでは算数と英語を重視しています。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
>>チャレンジタッチの
資料請求
>>スマイルゼミの
資料請求

チャレンジタッチとスマイルゼミのメリット・デメリット

先ず、冒頭でチャレンジタッチとスマイルゼミで勉強するメリットとデメリットをまとめてみましょう。

この記事の結論を始めにお伝えします!

ぱぱきりん

チャレンジタッチのメリットとデメリット

先ずは、チャレンジタッチのメリットです。

チャレンジタッチのメリット

  • 解説が分かりやすいので学校の補習に向いている
  • 基礎から応用までの学習の流れが良く作られている
  • 楽しく勉強になるので学習が続く
  • 英語の先取り学習ができる
  • 努力賞プレゼントや電子図書館など充実したサービスがある
  • 教材・タブレット費用が安いのでコスパが良い

チャレンジタッチは、基礎を理解するにはとても優れた教材です。

後で解説しますが、チャレンジタッチがイード社の顧客満足度調査で、「コスパの良い英語教材」や「子どもが好きな通信教育」、「継続しやすい通信教育」を受賞しているのは納得です。

わが家で長男と次男に、チャレンジタッチとスマイルゼミを受講した上で、どちらを受講したいか聞いてみました。

すると、長男は「電子図書館があるのでチャレンジタッチ!」

次男は「プレゼントがもらえるのでチャレンジタッチ!」、と即答でした。

手厚いサービスは、進研ゼミの強みです。

ぱぱきりん

一方、デメリットは、次の通りです。

チャレンジタッチのデメリット

  • 問題がやさしめなので学力が高い子は物足りない
  • 解説役のキャラクターがやや子供っぽい

問題の難易度はやさしめの印象です。

スマイルゼミのメリットとデメリット

次に、スマイルゼミのメリットとデメリットを見てみましょう。

スマイルゼミのメリット

  • シンプルな教材で勉強に集中できる
  • 標準の英語教材が高機能で楽しい
  • タブレットにペンで入力しやすい
  • やや難易度の高い問題も出る
  • 漢字検定のサポートに積極的

ソフトウェア会社のジャストシステムの技術力が生かされた教材です。

特に、英語教材の作り方、魅せ方が上手です。

イードの顧客満足度調査で、小学生の英語教材で最優秀賞を取った他、「子どもが好きな英語教材」、「継続しやすい英語教材」を受賞したことはよく分かります。

一方、デメリットは次の通りです。

スマイルゼミのデメリット

  • 勉強に慣れている子どもでないと学習を進めるのがやや難しい
  • 学習が単調なので子どもが飽きやすい
  • 英語の発音判定や書き取りの判定が甘い
  • オプション教材を付けると料金が上がり、タブレット代も高いのでコスパはよくない
  • 子どもがゲームをするために勉強をするようになる

スマイルゼミの問題の解説は、不親切に思えることがあります。

わが家の1年生の次男は、問題を解いていて、何をすればいいのかが分からないことが何度もありました。

教え方についてはノウハウが足りないようです。

また、英語の発音判定や国語の書き取りの判定が甘いので、子どもがなめてしまいます。

さらに、親として一番心配なのは、スマイルゼミは飽きやすいことです。

最初はゲーム形式の問題が楽しいですが、だんだんと飽きてきます。

ぱぱきりん

試しに、世間の評判を知るためにツイッターで「スマイルゼミ 飽きる」で検索すると、2020年1月以降で17ツイート出てきます。

一方、「チャレンジタッチ 飽きる」で検索するとヒットするのは1ツイートのみです。

このような数字の差にも教材の特長が現れています。

スマイルゼミの飽きやすさに関する記事を書いているので、興味があればご参照下さい!

どのような親子におすすめ?

2つの教材のメリット・デメリットを基に、おすすめの親子のタイプを考えてみましょう。

チャレンジタッチがおすすめの子どもと親のタイプは?

チャレンジタッチがおすすめの子どものタイプは、次の通りです。

チャレンジタッチがおすすめの子どものタイプ

  • 勉強は苦手と感じている
  • 小学校の算数が難しい
  • 英語の先取り学習がしたい
  • 明るい雰囲気の教材が好き
  • 本を読むのが好き
  • ポイントやプレゼントに燃える

勉強が苦手な子どもが学校で100点を取れるようになるには、おすすめの教材です。

チャレンジイングリッシュというオプション教材で英語の先取り学習をどんどん進めることも出来るので、英語力を重視するご家庭には超お勧めです。

一方、チャレンジタッチが向いていない子どもは次の通りです。

チャレンジタッチが向かない子どものタイプ

  • 難しい問題をたくさん解きたい
  • キャラクターの解説は恥ずかしい

勉強の大切なノウハウ・考え方を教えてくれますが、難しい問題を解けるようになるための教材ではありません

長男は進学塾のSAPIXに通っていますが、「算数も国語も難易度に大きな差が有る」と言っています。

中学受験を考える中・高学年生であれば、Z会や通塾を検討した方が良いでしょう。

ぱぱきりん

次に、チャレンジタッチがおすすめの親のタイプは、以下の通りです。

チャレンジタッチがおすすめの親のタイプ

  • 子供に教材の解説する時間があまり取れない
  • 子どもに基礎をしっかり理解して欲しい
  • 少し難しい問題よりも大切な考え方を学んでほしい
  • 学校のテストで100点が取れればOK
  • 子どもに読書が好きになってほしい

解説がとても丁寧なので、スマイルゼミと比べて子どもの学習をタブレットに任せることが出来ます。
(注)ただし、小学生の勉強は100%放置してはいけません。理解しているかはマメにチェックしましょう。

中学受験は目指さず、勉強以外にも習い事などいろいろな経験を子どもにさせたい、というご家庭に向いています。

ぱぱきりん

スマイルゼミがおすすめの子どもと親のタイプは?

スマイルゼミがおすすめの子どもは、チャレンジタッチとは異なります。

スマイルゼミがおすすめの子どものタイプは以下の通りです。

スマイルゼミがおすすめの子どものタイプ

  • 勉強にある程度慣れている
  • キャラが出てこないドライな雰囲気の教材が好み
  • 記述問題や少し難しい問題も解きたい
  • 楽しい英語教材で勉強したい
  • 漢字検定を頑張りたい

電子ドリルという雰囲気なので、問題の解説文を自分で読んで理解する力が必要です

また、スマイルゼミは、チャレンジタッチよりも難しい問題が出る印象なので、応用問題を多く解きたい子どもには向いています

ただし、タブレット教材で学べる問題のレベルには限度があるので、中学受験レベルの学習が出来る訳ではありません。

ぱぱきりん

一方、スマイルゼミがおすすめではない子どものタイプは以下の通りです。

スマイルゼミが向かない子どものタイプ

  • 文章題が苦手
  • 算数が苦手
  • 単調な教材だと飽きやすい
  • ゲームばかりしてしまう

スマイルゼミは、問題を解く際の指示や解説があっさりしているので、文章を読む力が無いと十分に理解できません

また、勉強を頑張ったごほうびがゲームなので、「ゲームがやりたくて勉強する」という逆転現象が起きそうな子どもは要注意です。

スマイルゼミがおすすめの親のタイプは次の通りです。

スマイルゼミがおすすめの親のタイプ

  • 料金が高くても技術力のある教材で勉強させたい
  • 子どもに教える時間を多少は取れる
  • 子どものゲームの時間をコントロールできる
  • 電子図書館などの余計なサービスは要らない

後程解説しますが、オプションを付けると料金がどんどん上がっていきます

兄弟姉妹がいて教材や習い事の費用が重なると、塾より料金が安いとはいえ、金銭面の負担になります。

また、子どもが学習内容を理解しているかどうかを、チャレンジタッチよりも頻繁に確認する必要が有ります。

以上が、両教材のメリット・デメリットと向く子どもと親のタイプでした。

次に、教材の比較を見てみましょう!

チャレンジタッチとスマイルゼミの教材比較:①主な教科

先ず、雰囲気と学習内容を比較しましょう。

ここで取り上げるのは、次の5項目です。

  • 教材の雰囲気
  • 算数
  • 英語
  • 国語
  • プログラミング

教材の雰囲気と、算数、英語、国語、プログラミングの4教科を徹底比較します!

教材の内容がよく分かるように、写真を多く使っています。

ぱぱきりん

教材の雰囲気は正反対

チャレンジタッチとスマイルゼミの雰囲気は、正反対と言っていいほど!

特長を表でまとめると、次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
雰囲気 ・明るく楽しい「学びの場」
・キャラクターが進行・解説役
・人の指導も重視

・丁寧に教え、ほめて伸ばす
・ドライな「ハイテク・ドリル」
・キャラクターは登場せず、勉強に集中
・AI(人口知能)などの技術を活用

ゲーム形式の問題を楽しく解く
Top
画面

第1印象は、教材の性格をよく表しています。

チャレンジタッチは、子どもが楽しくなるような雰囲気を作り、キャラクターやイラストの人物が丁寧に教えます。

教材の雰囲気や教え方をとことん工夫しています。

一方、スマイルゼミは、キャラクターなどは出てこず、すぐに勉強に入ります。

シンプルでドライな雰囲気と問題がゲーム感覚で楽しく解けるように工夫されていることが特徴です。

「楽しい学びの場」と「ハイテクドリル」、という対比です。

ぱぱきりん

さらに詳しい解説は、下のボタンをクリックすると表示されます!

チャレンジタッチの画面はにぎやか

チャレンジタッチは、最初の画面からにぎやか、はなやかです。

下は、5年生のログイン後の画面。

4月なので桜が満開です。

キャラクターが今日のおすすめの学習を提案したり、問題に正解すると「スーパー花丸ニャ!」と思いっきりほめてくれます。

下の写真は、1年生の教材で問題に正解した場面です。

音声でも、キャラクターのコラショのかわいい声で「せいかい!」と盛り上げます。

赤ペン先生など、人による指導も含め、子どもを温かく受け入れる雰囲気に作られています。

スマイルゼミはドライな雰囲気

スマイルゼミは、キャラクターなどは一切ない、ドライな雰囲気です。

下の写真のように最初に、タブレットを起動すると「今日のミッション」の問題が示され、寄り道せずに勉強を始めます。

問題が解き終わった時の画面もあっさり。

このようにタブレットの画面から受ける印象が全く違います。

子どもに、温かい楽しい雰囲気がいいか、勉強に集中する雰囲気が良いか、尋ねてみましょう!

このブログの写真を子どもに見せたり、2つの教材の資料を取り寄せて、親子で見比べてみましょう。

ぱぱきりん

雰囲気の比較のポイント
  • チャレンジタッチは詳しく解説、ほめて伸ばす明るい塾
  • スマイルゼミは自分で学習、ドライなハイテクドリル

算数は解説方法に大きな差

算数は知識を積み重ねてゆく分野なので、基礎をしっかり理解することが大切です。

チャレンジタッチとスマイルゼミは、解説方法も問題演習の方法も大きく違います。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
算数 ・キャラクターが最初に考え方や解き方を分かりやすく解説
・基礎を理解させることを重視
・大学受験まで使えるノウハウも教える
・問題を手順を踏んで解きながら学習
・難しい発展問題も出題され、その場合は動画で解説
教材の
様子

チャレンジタッチは、問題の冒頭でキャラクターが解き方や重要なポイントを教え、さらに、練習問題の中でもポイントを繰り返し示すことで、子どもが理解しやすく作られています。

一方、スマイルゼミは、問題を解きながら学ぶスタイルです。

長男と次男に、チャレンジタッチとスマイルゼミの算数はどちらが分かりやすいかと聞くと、2人とも「チャレンジタッチ!」と言います。

子どもの学力に不安がある場合には、チャレンジタッチが無難でしょう。

1年生と5年生の算数の教材比較は、↓のボタンを押すと表示されます。

チャレンジタッチは解説が分かりやすい

チャレンジタッチは、算数の解説がとても分かりやすいです!

各問題の最初に、イラストの人物やキャラクターが、学習のポイントと問題の解き方を丁寧に説明します。

下の写真は1年生の算数の問題です。

「カンがえる」というキャラが「問題の場面を絵で表すといいんだ!」と、男の子に教えています。

算数の問題の冒頭でカンガエルが男の子に説明する写真

これらの会話は全て音声で流れるので、耳から聞いても理解できます。

次に、問題をリンゴの絵で表します。

この後、下の写真のように、絵の代わりに、子どもが自分で書ける丸印で数えることを習います。

このように、「問題を絵で表す」という方法を教える際にも、本当のリンゴのイラストから始まり、自分で書ける丸印へと、段階を踏んで説明します。

そして、問題演習です。式や答えの四角の中に、数字や記号を選んで入力します。

次に、5年生の立体の体積の例を見てみましょう。

問題の冒頭で、先生が解き方を説明します。

先生の声が実際に流れて、説明するので説明文を読み飛ばすことがありません。

次に、体積の求め方を、手順を踏んで学習してゆきます。

先ずは、底面を求めて。。。

次に高さをかけて立体にします。

男の子のキャラクターが、公式を再確認します。やはり、男の子の音声が流れます。

次に、自分で数字を書いて入力し、公式の使い方を覚えます。

そして、大切なポイントを確認します。

公式と解き方を繰り返し教わった後、練習問題を解きます。

練習問題でも自分で式を書くことを重視します。

とことん丁寧な解説に感心します。

なぜ、これほど丁寧なのでしょう?

2006年のベネッセの調査によると、小学校の算数は約3割の生徒が授業を理解できていないそうです。

このような問題意識から、算数の解説に特に力を入れているのでしょう。

スマイルゼミは自分で解きながら学ぶ

スマイルゼミの算数の問題は、自分で問題を解きながら解法を学ぶ形式です。

下の写真は、1年生の4月の算数の例です。キャラクターによる説明はなく、問題文を読んで自分で回答します

問題の冒頭で、「はなしを よんで かんがえましょう。」と書かれています。

次の画面では、「えりさんがカードを1まいもっています。」という文と絵が表示されます。

次に、問題の問いが文章で示されます。

トランプが4枚表示されて、文章に合うものを選びます。

次は、けんくんとあいさんの2人の文章を読んでそれぞれのカードを選ぶ、という風に学習が進んでゆきます。

下は、発展問題の例です。問題文のみで、図や解き方の説明はとてもシンプル!

上の写真でも、中央にある「→かたづけ」という矢印だけで、左にあるバラバラの色板が右に整理されたことを示しています。

子どもはこの矢印から推測しなければならないので、少し難しいです。

ぱぱきりん

次男は1年生の4月にスマイルゼミを体験しましたが、問題が何を尋ねているのかが分からないことが何度も有りました。

でも、私が問題の意味を理解すると、その後の練習問題は簡単に解いていました。

次に、4年生の和差算の例です。

問題の解説中の重要な部分に、あてはまる数字を選択しながら学んでゆきます。

問題を解くステップごとに、大切な数字を答えてゆきます。

最後に、より実践的に、数直線の形式の問題を解きます。

スマイルゼミでは、学力の高い子どもには、チャレンジタッチよりも難しい問題が出る印象があります

一方で、学力の低い子どもが内容を理解できるかどうかに、少し不安を感じてしまいます

その他に、スマイルゼミの教材で感心するのは、アニメーションの技術力が高いことです

5年生の算数の問題では、次の映像のように、展開図が立体になる過程を自分の手で動かして確認できます。

出所:スマイルゼミ

このように、グラフィックを使って分かりやすく解説する技術をスマイルゼミを提供するジャストシステムは持っています。

さすが、ソフトウェア会社!

ぱぱきりん

同じ算数でも、チャレンジタッチとスマイルゼミには大きな差があることがお判りいただけたでしょうか。

最近は日本のIT技術の世界的な遅れが指摘され、理数系の人材のニーズが高まっています

文系に進んだとしても、統計やデータ解析、プログラミングの知識が役に立つ時代です。

小学校の頃から、良い算数の教材を選んであげたいですね。

算数の教材比較のポイント
  • チャレンジタッチはキャラクターが基礎を丁寧に解説するので分かりやすい
  • スマイルゼミは問題を解きながらポイントを理解するので少し難しい

英語は長所と料金が大きく違う

英語は、2020年度から小中高の授業が強化され、小学校でも必須科目になりました。

タブレット教材は、簡単な操作でネイティブの発音をたくさん聞けるので、紙テキストやCDの教材よりも大きな学習効果が期待できます。

英語を重視する家庭では、英語を基準にタブレット教材を選んでも良いくらいです。

チャレンジタッチとスマイルゼミの英語教材の特長は次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
英語 ・1・2年生はアプリで学習、3年生から講座配信
・発音や文法の基礎を丁寧に解説
・チャレンジイングリッシュという無料オプション教材で、英語4技能を自分のペースで英検準1級まで学べる
・チャレンジイングリッシュには、発音の自動判定やAIキャラとの自動英会話機能、ネイティブとのオンライン英会話レッスン(有料)が有る
・1年生から講座配信
・発音(イントネーション)の自動判定機能がある
・キャラクターとの自動会話機能もある
・発展クラスでも問題量が少ない
・英語プレミアム(有料)を申し込むと問題量が増える
教材の
様子

英語の教材の比較のポイントは簡単です。

先取り学習で高い英語力を身に付けるにはチャレンジタッチ、学校の補習のための良い教材であればスマイルゼミ。

チャレンジタッチにはすごいオプション教材が無料でついています。

一方、スマイルゼミは、教材の見せ方が上手です。

わが家では長男、次男がチャレンジイングリッシュを毎日学んでいます。とても良い教材です。

ぱぱきりん

英語の教材の詳しい比較は、↓のボタンをクリックすると表示されます。

チャレンジタッチは無料オプションの英語教材が凄い

チャレンジタッチの英語教材は、正規の英語教材と無料オプションの2種類あります。

正規のものは、学校の授業に対応した英語の教材(1~2年生はアプリ、3年生からは正式な科目)。

無料オプション教材は、英検を目標に自分で学習を進められる「チャレンジイングリッシュ」です。

正規の教材はまずまずの内容

先ず、正規の英語教材は、教科書にそった内容になります。

例えば、5年生では”I like”などの表現をならいます。

ネイティブの発音を聞いた後、自分で発音を録音し、ネイティブと聞き比べます。

発音の自動判定機能はありません。

1年生は、学校でも英語は正式な科目ではないので、英語アプリで、基本の表現を学びます。

1年生も、自分で発音を録音して、ネイティブの発音と自分で聞き比べることができます。

以上の標準の英語教材は分かりやすいですが、可もなく不可もなくという感じ。

でも、がっかりするのは早いです。

凄い無料オプションの教材があります。

チャレンジイングリッシュは超おすすめの教材

チャレンジイングリッシュという無料で学べるオプション教材が、とても優れものです!

無学年制で英検を目標に、小学1年生でも自分一人で学習を進められるように作られています。

下はチャレンジイングリッシュのトップ画面。

教材はレベル別になっており、チャレンジタッチに入っている小学生版は、アルファベットを学ぶレベル1から、中学3年生・英検3級〜準2級相当のレベル8までカバーしています。
(注)チャレンジタッチ中高生向けは英検準1級まで学べます。

一番最初に実力テストを受けて、英語力のレベルが判定されます。

長男は下の写真のようにレベル4「中学先取りレベル」と診断されましたが、念のためレベル3(5・6年生で英語がはじめての方向き)からスタートさせました。

学習は、1回3分程度のレッスンを受けてゆきます。

レッスンは、アルファベット、発音、フォニックス、単語、スピーキング、文法、リスニング、リーディング、ライティングがあります。

月に25レッスンとテストを受けるペースで学習すると、1年間でレベルが1つ上がります。

下はスピーキングのレッスンの例です。

出所:ベネッセ

毎月配信の標準の英語教材は、英語にやる気のある子はすぐに終わってしまうので、チャレンジイングリッシュを毎日取り組むのが良いでしょう。

わが家では、小5の長男と小1の次男が1日2~3レッスンずつ勉強しています。

チャレンジイングリッシュで学校の成績も上がった!

ちなみに、長男は4年生の秋に「英語って、ちょっと苦手なんだよね。。。」と自信なさそうに言っていました。

そこで、5年生の4月から毎日、チャレンジイングリッシュを勉強させています。

すると、1学期の外国語(英語)の成績が、3項目全てで「良くできる」を取れました!
(注)右側の3列ある評価欄の一番左が「良くできる」です

長男は英語に自信がついたようで、毎朝、積極的に勉強しています。

ぱぱきりん

チャレンジタッチは、イード顧客満足度調査で「コスパの良い英語教材」に何度も選ばれていますが、チャレンジイングリッシュが無料で学べるのは、常識外れのコスパの良さです。

スマイルゼミの英語は機能が高度で楽しい

スマイルゼミの英語教材は、機能が高度

下は4年生の教材の例です。

町の地図の絵をタッチすると、本屋などの単語の音声が流れます。

音声を聞いてから、自分の発音を録音して機械が自動で判定する「発音判定機能」で練習します。

下の写真はダメな例です。

注意が必用なのは、この機能は実は「発音判定」ではなく、「イントネーション」の判定だということ。

例えば、「ブックストアー」を「プッププププー」と発音しても、イントネーションが合っていれば合格になります。

ただ、イントネーションを正しく発音するのも、なかなか難しいです。

何度も練習していると、英語らしい表現ができるようになります

さらに、キャラクターとの会話形式レッスンも受けられます。

出所:スマイルゼミ

スマイルゼミの英語教材ついては、長男が4年生の時に体験した際の記事(スマイルゼミの英語の効果は?体験した小学4年生の感想を紹介!)をご覧ください。

スマイルゼミは1年生から英語の講座を配信

スマイルゼミの英語が良いのは、1年生でも英語の講座が正規の科目として配信されます

例えば、1年生4月の講座は下の通りです。

4月の英語の講座
くだもの①
くだもの②
くだものを キャッチ
まとめもんだい

下は問題の例ですが、果物の単語の発音を聞き、上から落ちてくる果物からそれを選んでキャッチします。

このように、問題をゲーム形式にするのが、スマイルゼミの得意技。

楽しく遊びながら勉強できます。

また、1年生でもイントネーション判定の問題があります。

注意点としては、スマイルゼミでは、基礎を学ぶ「標準クラス」に問題量の多い「発展クラス」のオプションをつけても、英語の問題量が少ないことです。

やる気のある子どもはすぐに終わってしまうので、英語の問題量が2倍以上に増える有料オプションの「英語プレミアム」を契約した方が良いでしょう。

英語プレミアムを受講したくなるように、標準・発展クラスの問題量を抑えているのかもしれません。

ぱぱきりん

英語プレミアムは問題が2倍以上増える!

スマイルゼミの英語プレミアムは有料のオプション講座です。

HOP、STEP、英検対策の3つの講座が有り、月に1度配信されます。

スマイルゼミの解説では、HOP、STEPを受講すると、問題量が2倍以上に増えるとのこと。

例えば、小学1年生の4月に配信されるHOP Stage1 Lesson1では、9講座が配信されます。

通常の講座が4講座なのに対して、9講座もあるので全部の問題量は約3倍に増えます

内容は、下の写真のように動物の名前の単語を習います。他の問題では、野菜の単語も習います。

さらに、英語プレミアムには、英検対策コースが有ります。

英検5級から2級まで学習でき、3級まで教材の漢字にフリガナがふってあるので、小学生が一人でも学習できます。

各級1,500~2,000問の問題にくり返し取り組め、本番前には模擬試験を受けて、弱点克服の対策講座を受けられるとのこと。

下は、英会話の問題の場面です。

英語プレミアムの追加料金は、各学年共通で下の表の通りです。

12カ月一括・税込み
HOP/STEP 8,976円
英検(5級~2級) 39,336円

スマイルゼミの英語の問題の感想は、楽しく魅力的なこと!

一方、チャレンジタッチは、チャレンジイングリッシュで先取り学習を進めれば、英語力をどんどん伸ばすことが出来ます

英語教材の比較のポイント
  • チャレンジタッチは英語の先取り学習が可能な良い教材がある
  • スマイルゼミは楽しく英語を学べる

ここまで、算数と英語の教材を見ただけでも、これだけの差があります。

でも、特徴がはっきりしているので、算数の基礎を重視するならチャレンジタッチ、英語を楽しく学びたいならスマイルゼミ、などと選ぶことができます。

チャレンジイングリッシュについては、チャレンジタッチの資料請求をすると詳しい解説資料が送られてくるので、関心があればそちらも確認してください!

国語は記述問題に大きな違い

チャレンジタッチとスマイルゼミの国語教材の特長は、次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
国語 ・選択問題が多く、記述問題は少ない。記述式問題は赤ペン先生も担当
・解説が分かりやすい
・記述問題がチャレンジタッチよりも多い
書き方 ・ひらがなや漢字の書き方の自動採点は厳しめ
・タブレットが少し書きにくい
・書き方の自動採点は少し甘め
・タブレットは書きやすい
教材の
様子

国語の問題も、解説の分かりやすさで比べれば、チャレンジタッチが勝ります。

タブレットで聞く問題文の朗読も、チャレンジタッチの方が上手です。

ぱぱきりん

一方、記述問題の量や書き取り問題の書きやすさでは、スマイルゼミに分が有ります。

チャレンジタッチの国語は分かりやすくて朗読も丁寧

チャレンジタッチの国語、冒頭からイラストの人物やキャラクターが問題を分かりやすく解説します

下は1年生の「おおきなかぶ」の読解です。

先ず、キャラクターが「かぶ」が野菜であることを説明します。会話の音声も流れます。

次に、文章の朗読を聞く前に、ポイントを教わります。

今回は登場人物の把握です。

カンがえるが、問題の朗読を聴く時のポイントを示す写真

この後で、とても上手な朗読を聞きます。

朗読が上手になるためには、上手な朗読を聞くことが必要です。朗読の良いお手本を子どもに聞かせたいというスタッフの意図が感じられます。

ぱぱきりん

そして、問題を解きます。

国語も算数と同じで、解説と問題の進行がとても分かりやすいので、1年生でも迷わずに学習を進められます。

下の写真は、5年生の選択問題の例です。

応用を学ぶ「挑戦コース」を選択すると、記述問題も出題されます。

長男は左利きなので、下の写真では文字の入力欄が左側にあります。

記述問題の量は多くは有りません。

その代わり、赤ペン先生が記述問題を担当しています。

赤ペン先生の添削では、例えば、1年生はひらがなの形なども指導してくれます。

赤ペン先生が次男の平仮名の「ぼ」を修正した写真

5年生の添削では、記述問題の別の書き方や、他の子どもの解答例なども紹介しながら、表現の仕方を丁寧に教えてくれます

このように、タブレットと人が得意な分野をそれぞれ担当することで、学習内容のバランスが取られています

スマイルゼミの国語は記述問題が多い

スマイルゼミの国語の特長は、記述問題がチャレンジタッチよりも多くあることです。

例えば下の写真は、4年生の記述問題です。

左上に、言葉を入れる四角が並んでいます。下の入力エリアに文字を書くと、左上に一文字ずつ反映されます。

このような問題が、ちょくちょく出されます。

ただ、四谷大塚やサピックスなどの進学塾の記述問題と比べると、やはり、量も少なく難易度も低いです。

下の写真は4年生の選択問題の様子です。

次に、1年生の問題です。

先ず、最初に『「とうじょうじゅんぶつ」にきをつけて、おはなしをよみましょう』という説明文を読みます。

題材は「にげ出したパンケーキ」。

登場人物の絵をタッチして、子どもに覚えさせます。

登場人物とは何かの説明を読みます。

文章の朗読を聞きます。

「めあて」で『「とうじょう人ぶつ」に気をつけてよもう』と表示され、出てきた順番に並べ替えます。

学習の進め方は、子どもが問題文や解説文を読みながら進めてゆく形式です。

問題はシンプルな構成ですが、分かりやすさで言えば、チャレンジタッチが勝ります。

書き取り問題の判定にも差が有る

また、ひらがなや漢字の書き方の練習では、スマイルゼミもチャレンジタッチも自動判定機能が有ります。

チャレンジタッチの問題は下の写真のような感じです。

チャレンジタッチは、自動判定はけっこう厳しめです。

上の写真では、はねているところをきちんと検出して丸を付けています。

下の写真は5年生の漢字ですが、書き順が違ったところは線が赤くなり、線と線がくっついていないとことは「つける」と指摘されます。

細かく指導してくれますね。

ぱぱきりん

スマイルゼミの1年生のひらがな書き方は次のような画面です。

スマイルゼミの自動判定は、少し甘い印象です。

次男のひらがなも、長男の漢字も、間違えているのに丸になることがよくありました。

書き取りに関しては、書きにくいけれども判定が厳しいチャレンジタッチと、書きやすいけれど判定が甘いスマイルゼミ、という感じで、どちらが良いとは言えません。

チャレンジタッチでは、2022年度の新1年生から、手をついて書ける新型タブレットが導入されます!

詳しくは、後のタブレット比較の章をご覧ください。

新タブレットの導入により、国語の記述問題が増えるそうです。

国語の教材比較のポイント
  • チャレンジタッチの記述問題は赤ペン先生が担当
  • スマイルゼミは記述問題が多い
書き方の問題比較のポイント
  • チャレンジタッチはタブレットが書きにくいけれど文字の判定は厳しい
  • スマイルゼミは書きやすいけれど判定は甘い

プログラミングは演出に差

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修になりました。

これに対応するため、チャレンジタッチもスマイルゼミも、プログラミング的思考の講座を1年生から配信します。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
プログラ
ミング
講座
・アプリで配信
・1年間の課題の数が多い
・教材は可もなく不可もなく
・算数や理科など、主要科目と関連付けた問題を配信
・アニメーションが見ていて楽しい
教材の
様子

プログラミング的思考は、学ぶ内容に深みや発展性が無いので、教材の難易度などで差がつきません。

差が出るポイントは、アニメーションの動きなどで、いかに楽しい問題を作るか、になります。

この点では、ソフトウェア会社のジャストシステムが作るスマイルゼミの方が上手です。

また、スマイルゼミでは、算数や理科と関連したプログラミングの問題を作っています。

ただ、それがどこまで学習効果があるかは分かりません。

チャレンジタッチは課題の数が多い

チャレンジタッチの1年生のプログラミング的思考は、年5回配信されます。

例えば、6月号では、コラショのダンスの振り付けをプログラミングします。

「プログラミング的思考」の問題は、命令のブロックをつなげて、一連の動作をキャラクターにさせるの一般的です。

下の写真では、「じゃんぷ」、「まわる」などの命令をつなげて、コラショにダンスをさせます。

下の動画は、3~6年生のプログラミング講座の例です。

(出所)ベネッセ

プログラミング的思考と言っても、プログラミング言語を学ぶわけではありません。

ぱぱきりん

スマイルゼミは問題が楽しい

スマイルゼミも、プログラミングの講座は1年生から配信されます。

配信数は年3回とチャレンジタッチの5回と比べると少なめ。

スマイルゼミの特長は、算数などの主要教科と組み合わせた問題が出題される点です。

下は1年生の問題。さいころの転がり方をプログラミングし、最後に上の面の数字を予想して当てます。

さいころのころがってゆく動きが見ていて楽しいです。

4年生では、大きさの異なる容器を使って水槽の水をちょうど一杯にする過程を、プログラムします。

算数の単位の学習が取り入れられています。

下の動画は、5年生のプログラミングの例です。家庭科と組み合わせた問題です。

出所:スマイルゼミ

問題のアニメーションは、スマイルゼミの方が動きが複雑で楽しいです。

比較のポイント
  • チャレンジタッチは年間の配信数が多い
  • スマイルゼミはアニメーションのレベルが高くて楽しい

以上が、主な教科の比較です!

1年生と5年生の例で比べましたが、その他の学年の教材は資料請求をして届く資料を読むと分かります。

お試し問題や漢字復習ドリルなどをもらえので、お子さんが解いてみると参考になるでしょう!

教材比較:②分かりやすさ・難易度等

次に、人による指導の有無や解説の分かりやすさ、問題の難易度など、サービス面での特徴を比較してみます。

比較するのは次の10項目です。

  • 人による指導
  • 解説の分かりやすさ
  • 問題の難易度
  • 応用のコースと問題量
  • 先取り学習
  • 検定対策
  • 付録・補助教材
  • オプション教材
  • やる気を刺激する仕掛け
  • 電子図書館

人の指導があるか完全自動か

チャレンジタッチは人による指導を重視、スマイルゼミは完全自動をアピールしています。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
人の指導 ・赤ペン先生の添削
・オンラインライブ授業
・人の指導が入ることで気分転換になる
・完全自動がウリ
・勉強が単調になりがち
教材の
様子
 

タブレット教材に、人による指導は必要でしょうか?

先ず、小学生の学習の基本に立ち返って考えてみましょう。

発育の差が大きい小学生の学習で一番の理想は、人によるマンツーマンの指導です。

したがって、技術の進歩によりタブレット教材が人に代わって教えられる領域は増えましたが、人による指導が有るに越したことは有りません。

昔から人による指導を行ってきた進研ゼミの方が、ノウハウや体制が整っているのでよいサービスを提供できます。

チャレンジタッチは人による指導も重視

チャレンジタッチは人の指導も重視します。

月に1度(12月と3月は除く)、基礎問題が終わると赤ペン先生の課題をオンラインで提出します。

さらに、高学年は毎月、オンラインライブ授業が開かれ、講師の解説を聞くことができます。
(注)オンラインライブ授業は、1・2年生は長期の休みの時だけです。見逃しても後で録画で見られます。

赤ペン先生は、1人の先生が1年間、同じ生徒を担当するので、生徒の学力や個性を把握して指導します。

次男を担当する赤ペン先生のプロフィール写真

子どもは少し緊張して課題を提出するので、勉強が単調になりません。

ただし、赤ペン先生は基礎の確認が役割なので、勉強のできる子はやや物足りなく感じるかもしれません

次に、オンラインライブ授業は、基礎問題の解き方を再度、先生が解説してくれるので復習になります。

先生が生徒に質問し、生徒の解答の比率が表示されたりするので、生徒も授業に参加できて楽しいです。

人による指導は、小学生の学習には欠かせません。

チャレンジタッチでも十分な量ではないと思いますが、少しでも取り入れようとする姿勢は評価できます。

スマイルゼミは完全自動がウリ

スマイルゼミは、人による課題の添削やライブ授業などはありません。

高い技術力を生かして、タブレットで100%、学習を行えるように作られています。

ただし、タブレットのみで学習が完結することのメリットは、特にありません。

人のコストがかからない分、スマイルゼミがチャレンジタッチよりも料金が安い訳でもありません。

デメリットとしては、学習が単調になってしまうことが挙げられます。

人による指導の比較のポイント
  • チャレンジタッチは人による指導がよい刺激になる
  • スマイルゼミは完全自動だけれど勉強が単調になる

解説の分かりやすさには圧倒的な差

勉強が長続きするためには、「解説の分かりやすさ」がとても大切です。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
分かり
やすさ
・イラストの人物やキャラクターが基礎を丁寧に解説
・赤ペン先生の説明もとても丁寧
・問題を解きながら学ぶ形式
・文章を読んで理解することが必要
教材の
様子

長男と次男に、「チャレンジタッチとスマイルゼミはどちらが分かりやすい?」と尋ねました。

すると2人とも「チャレンジタッチ!」と即答します。

さらに、「勉強になるのはどちら?」と尋ねても、

2人とも「チャレンジタッチ!」と言います。

「分かる」=「勉強になる」なんですね。

ぱぱきりん

勉強では、分かることが何よりも大切です。

この点では、教育事業の歴史の長いベネッセが圧勝です。

チャレンジタッチは解説が分かりやすい!

チャレンジタッチの特長は、解説がとことん分かりやすいことです。

勉強の進行から単元の学習内容、問題の解き方を、キャラクターを使ってとても丁寧に解説します。

おかげで小学1年生でも、1人で理解しながら学習を進められます。

スマイルゼミは解説文を自分で読んで理解する

スマイルゼミは、最初に詳しい解説はなく、問題を解きながら、その単元のポイントを学んでゆくスタイルです

キャラクターの説明などは無く、とてもシンプルです。

そのため、問題文や解説文を子どもが読んで理解する力が必要になります

子どもがまだ勉強に慣れていない間は、難しいと感じるかもしれません。

わが家では1年生の次男が、問題文で聞かれていることや解き方が分からず、親が教えることが度々ありました。

ぱぱきりん

解説の分かりやすさの比較のポイント
  • チャレンジタッチは解説が丁寧で分かりやすい
  • スマイルゼミは解説文を自分で読んで理解する力が必用

問題の難易度は少し違う

問題が難しすぎても、やさしすぎても、学習は長続きしません。

チャレンジタッチもスマイルゼミも、AI(人口知能)による生徒の学力に合った出題をうたっていますが、それでも難易度に少し差があります。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
難易度 ・基礎的な問題が中心
・AIが毎日のおすすめ問題を実力に応じて出題
・難問の代わりに、将来も使える勉強の考え方やノウハウを教える
・基礎的な問題が中心だがやや難しい応用問題も出題される
・AIが実力に応じた問題を出題

チャレンジタッチは、基礎の理解を目標に作られた教材です。

そのため難問は出ませんが、その代わり、勉強をする上で一生使える大切な考え方を、1年生から教えようとします。

この点に、教材を作るスタッフの教育に対する情熱を感じます。

一方、スマイルゼミは、少し難しい問題も出されます。

大切な考え方か、少し難しい問題か、の選択になりますね。

ぱぱきりん

チャレンジタッチの難易度は低いが大切な考え方を教える

チャレンジタッチは、「AIおすすめ」を設定すると、子どもの実力に合った問題が毎日、学習の始めに出題されます

ただし、毎月配信される問題の大部分は、基礎の理解に重点を置いています

難問は出題されません。

その代わり、大学受験や大人になっても使える大切な考え方を教えてくれます。

例えば、1年生の教材では、「7つ道具」という形で、勉強のテクニックを学びます。

算数の問題では「きまり(規則性)を見つける」とか、国語の問題では「くらべる(二つのものの違いを表にして整理し、言葉で表現する)」、などです。

下は「きまりをみつける」を教えている画面です。

カンがえる7つ道具の「決まりを見つける」の写真

下は、表を使って特徴を比較している画面です。

また、「ひらめきスイッチ」という演出を通じて、問題を解く際に幾つもの解き方があることなどを学びます。

このように、大学受験でも大人になってからも使える大切なノウハウが学べるのは、チャレンジタッチの良いところです。

ベネッセには、学習のノウハウが蓄積されていて、教材の作り手が子どもに学力を伸ばして欲しいと真面目に考えていることが分かります。

スマイルゼミはやや高度な問題が出される

スマイルゼミは、AIが毎日のおすすめ問題を選択します。

学力の高い子供には、チャレンジタッチよりも難しい問題が出題される印象です。

例えば、算数では、生徒の学力が高いと判断すると、下の写真のように、動画でないと解説できないレベルの問題も出題されます。

おじさんが指でさしながら教えます。解説は分かりやすいです。

また、国語の記述問題の量は、スマイルゼミの方が多いです。

問題の難易度では、スマイルゼミの方がチャレンジタッチよりも少し難し問題が出る印象です。

問題の難易度比較のポイント
  • チャレンジタッチは難易度は低いが大切な考え方を教える
  • スマイルゼミはやや難易度の高い問題が出される

応用のコースと問題量の比較

高い学力を目指したい家庭では、応用問題が多い方が良いと考えるかもしれません。

そこで、チャンレンジタッチとスマイルゼミの、基礎・応用の問題量を比較してみましょう。

ポイントをまとめると下の表になります。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
応用問題
の割合
・標準コース:基礎7割、応用3割
・挑戦コース:基礎2.5割、応用6.5割、中学入試1割
・科目ごとに「挑戦コース」を選択できる
・「発展クラス」は問題量が1.5倍に増える、各学年共通
・「発展クラス」は全教科まとめて選択
・基礎・応用の比率は不明
料金 無料 有料
応用コースの特長

基礎コースが易しすぎれば、応用コースを選ぶことが出来ます。

違いは、料金がかかるかどうか、科目ごとに選択できるかどうかです。

チャレンジタッチは無料で科目ごとに応用と基礎を選択できるので、コスパが良く、融通が利きます。

チャレンジタッチは挑戦コースにすると応用問題の割合が75%に増える

チャレンジタッチは、教科書レベルの基礎を学ぶコースと、教科書以上の内容を学ぶコースがあります。

1~3年生は、基礎を学ぶ「メインレッスン」と応用を学ぶ「実力アップレッスン」に分かれます。

下の写真は、1年生の算数の例です。左側のタブで、メインレッスンと実力アップレッスンを選びます。

学習の流れは、メインレッスンを学び、赤ペン先生の課題を提出した後、勉強したい子どもは実力アップレッスンに取り組みます。

メインレッスン

赤ペン先生

じつ力アップレッスン
(演習・応用・思考力)

毎日、学習の始めにAIがおすすめ問題を提案する機能を選んでいる場合、メインレッスンが終わった後は、実力アップレッスンもおすすめされるようになります。

一方、4~6年生は、教科書レベルの「標準コース」応用を学ぶ「挑戦コース」の選択制になります。

下の写真は挑戦コースの算数の画面です。

上側の青地のアイコンが教科書レベルの内容を学ぶ「メインレッスン」、下の黄色地のアイコンが応用をまなぶ「挑戦レッスン」です。

標準コースにも挑戦コースも、メインレッスンは共通です。

違いは、挑戦コースを選べば、上の写真の黄色い「挑戦レッスン」が表示されることです。

高学年の学習の流れは、次の通りです。

メインレッスン

赤ペン先生

挑戦レッスン

模擬テスト

追加の練習問題

解き直し

低学年と比べると、模擬テストや追加の練習問題、解き直しなど、演習問題量が増えます。

基礎と応用の問題量はどう変わる?

基礎と応用の問題量は、次の表の通りです。

メインレッスン 実力アップ/挑戦レッスン
1年生
算数
13 14
5年生
算数
9 3

進研ゼミの公式HPでは、標準コースと挑戦コースで、基礎と応用の割合を下の表のように説明しています。

標準コース:基礎7割、応用3割
挑戦コース:基礎2.5割、応用6.5割、中学入試1割


出所:ベネッセ

挑戦コースは65%が応用問題、さらに中学入試レベルの問題が1割入ります。

あわせて75%が応用問題になります。

学習量は、挑戦コースは標準コースの1.28倍です(小4~小6の平均値)。

挑戦レッスンは「やっぱりお高いんでしょ!?」と思われがちですが、なんと無料

挑戦コースが無料オプションなので、専用タブレット上で、教科ごとに標準コースと挑戦コースをいつでも自由に選択できます。

挑戦”コース”という名前ですが、タブレット上に挑戦レッスンが表示されるかどうかの違いです。

ぱぱきりん

スマイルゼミの発展クラスは課題が1.5倍に

スマイルゼミも、基礎を学ぶ「標準クラス」と、応用を学ぶ「発展クラス」(有料)が用意されています。

発展クラスを選ぶと、毎月の課題の量が1.5倍に増えます。

下の1年生の国語の画面では、アイコンの右肩に「ちょうせん」と書かれた問題が加わります。

発展クラスの学習量は、スマイルゼミによれば標準クラスの1.5倍だそうです。

要は、50%増し、ということですね。

出所:スマイルゼミ

標準クラスの問題数と、発展クラスを選ぶと追加される問題数は、算数の場合、下の表の通りです。

標準クラス 発展クラスで加わる問題数
1年生
算数
11 5
4年生
算数
10 5

確かに、約50%増しになります。

基礎と応用の問題の割合をスマイルゼミは発表していないので分かりません。

発展クラスは有料・申し込み制

スマイルゼミでは、標準クラスと発展クラスの変更は申し込み制になっています。

標準クラスの子どもが、発展クラスを申し込むと、翌月から、クラスが切り替わり、料金が加算されます

また、標準クラスを受講している子どもの学力が発展クラスに達したとコンピューターが判断すると、自動でクラスの変更を勧めるそうです。

注意が必要なのは、クラスの変更は教科ごとにはできません。

発展クラスは有料オプションという事情もあり、1カ月単位で全教科まとめて選択する必要があります。

応用コースの比較のポイント
  • チャレンジタッチの挑戦コースは無料で科目ごとに選択可
  • スマイルゼミの発展クラスは有料で科目ごとの選択は不可

チャレンジタッチの挑戦コースやスマイルゼミの発展クラスの内容は、資料請求で届く資料で詳しく説明されているので、そちらも参考にしてください。

先取り学習ができるか?

近年は、学校の授業以上の学力を付けたい、というニーズが高まっています。

受験勉強に備えて低学年で算数の先取り学習をしたい、あるいは、英語の先取り学習を小学生から続けて、高校・大学入試や留学に備えたい、などです。

チャレンジタッチとスマイルゼミの先取り学習の機能は、次の表の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
先取り
学習
・チャレンジイングリッシュ(小学生向け、無料)で中学3年生レベルまで学習可能
・漢字と計算は、アプリで小学6年生まで学習可能
・英語プレミアムの英検対策(有料)
・漢字と計算は、アプリで小学6年生まで学習可能

両教材とも、漢字と計算のアプリで6年生の内容まで先取り学習ができます

チャレンジタッチは、無料オプション教材のチャレンジイングリッシュで中学3年レベルまで自分のペースで学習できるのが大きな魅力です。

スマイルゼミの英検対策は、毎月配信型なので自分のペースで学習を進めることは出来ません。

チャレンジタッチは英語、漢字、計算の先取り学習ができる

チャレンジタッチは、チャレンジイングリッシュ(小学生向け)で、中学3年生レベルまでの英語を先取り学習できます。

また、漢字と計算のアプリを使えば、漢字や計算を6年生まで先取り学習することが可能です。

スマイルゼミは漢字、計算の先取り学習ができる

スマイルゼミも漢字と計算のアプリを使えば、漢字や計算を6年生まで先取り学習することが可能です。

また、英語プレミアムに「英検対策」コースがあります。

1年生でも英検5級レベル、つまり、旧学習指導要領で中学1年生のレベルの学習ができます。

ただし、教材は毎月配信型なので、チャレンジイングリッシュのように、自分のペースで先取り学習を進めるという感じでは有りません。

先取り学習の比較のポイント
  • チャレンジタッチは英語に先取り学習の良い教材。漢字や計算も先取り学習ができる
  • スマイルゼミは漢字や計算の先取り学習ができる

検定対策の違い

チャレンジタッチとスマイルゼミは、それぞれ、検定対策を用意しています。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
先取り
学習
・チャレンジイングリッシュ(小学生向け)は英検5級~3級に対応、無料。
・漢字アプリは、漢字検定の目指す級ごとに学習できる漢字検定トレーニング機能
・英語プレミアム「英検対策」が有料オプション。
・漢字検定対策ができる「漢検ドリル」
・年に1度、漢字検定の受験費用が無料

スマイルゼミの方が、漢字検定の受験費用を年に1度立て替えてくれるなど、検定の受験に力を入れいてます。

チャレンジタッチは英検と漢検の対策ができる

チャレンジタッチの無料オプション教材のチャレンジイングリッシュは、英語教材のパートで紹介しました。

漢字アプリでは、6年間の漢字を学習でき、漢字検定の目指す級ごとに学習する「漢字検定トレーニング機能」がついています。

スマイルゼミは漢字検定の費用を補助

出所:ジャストシステム

スマイルゼミの英語プレミアムの英検対策は英語教材のパートで紹介しました。

さらに、スマイルゼミでは、年に1度、漢字検定の受験費用を全額補助するキャンペーンを行っています。

補助の条件は、「受験申込み前に申し込む級の学習を終えていること」です。
(注)漢検補助キャンペーンの詳細は公式HPを参照

このような努力が結果を出しているので、スマイルゼミは、合格率の高い団体に贈られる「日本漢字能力検定 団体の部 奨励賞」を6年連続で受賞しています。

比較のポイント
  • チャレンジタッチは英検や漢検の対策が無料でできる
  • スマイルゼミは英検講座(有料)の他、漢検費用の補助がある

付録・補助教材の充実度に大きな差

チャレンジタッチには補助教材や付録が付いてきますが、スマイルゼミにはありません。

5年生の長男は入会時に下の写真の付録と補助教材をもらいました。

ヘッドフォンマイクは、英語の学習の時に使います。他に、地球儀もありました。

5年生の4月号には、4年生のおさらいドリルも付いてきます。

1年生の次男は、コラショの目覚まし時計や朗読・英語で使うかんぺきマイク、計算ウォッチをもらいました。

紙の教材として、テスト100点問題集も付いてきます。

1年生がチャレンジイングリッシュを学習する場合、ヘッドフォンマイクが有った方が良いです。

その場合、ベネッセにヘッドフォンマイクを注文できます。

わが家は、ELECOMの子供用ヘッドフォン・マイクを買って使っています。

比較のポイント
  • チャレンジタッチはヘッドフォンマイクなど使える補助教材や付録がもらえる
  • スマイルゼミは補助教材や付録は無し

オプション教材には大きな差

有料のオプション教材は、チャレンジタッチはプログラミング講座や中学受験講座など、幅広くあります。

スマイルゼミは、応用問題の出る挑戦コースと英語プレミアムのみです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
オプ
ション

(有料)
・プログラミング講座
・考える力・プラス講座
・考える力・プラス中学受験講座
・作文・表現力講座
・かがく組
・オンラインスピーキング
・もっと!挑戦シリーズ/オプションドリル
・挑戦コース
・英語プレミアム(HOP/STEP/英検)
・やる気のある子には上の2つはオプションではなく「必須」の教材
教材の
様子

進研ゼミは歴史が長く、ベネッセの事業は教育が中心なので、受験講座や作文、英語など幅広くオプション教材を提供しています。

スマイルゼミは、提供するジャストシステムの教育事業の歴史がまだ短いので、オプション教材は限られています。

さらに、スマイルゼミの場合、結局、受講する可能性が高い「ほぼ必須」教材の印象が有ります。

ぱぱきりん

チャレンジタッチはオンラインの英会話レッスンを受講できる

チャレンジタッチのオンラインスピーキングは、チャレンジイングリッシュの学習の中で、フィリピン人のネイティブの英会話講師と、オンラインで各ステップの内容を確認する英語レッスンです。

1回15分、料金は990円(税込み)です。

受講は必須ではありません。希望すれば月に1~4回、レッスンを受けられます。

下の写真は長男のレッスン風景です。長男はPCで受講しています。

講師は小学生への教え方の研修を受けており、日本語は話せませんが、日本語の書かれたフリップを使いながら丁寧に教えてくれます。

英会話に慣れる程度であれば、英会話教室に通うよりも手軽でコスパは良いです。

スマイルゼミのオプション教材はオプションではなく必須?

スマイルゼミのオプション教材は、応用問題の増える挑戦コース英語プレミアムです。

わが家で体験した印象では、基礎の標準コースの難易度が低く、問題量が少ないので、満足するご家庭は少ないように思います。

子どもが少しでも勉強する気を起せば、挑戦コースと英語プレミアムのHOPかSTEPを契約することになるでしょう。

そのため、挑戦コースと英語プレミアムは、受講する可能性が高いと考えるのが良いでしょう。

比較のポイント
  • チャレンジタッチはオンライン英会話から受験講座までオプション講座が豊富
  • スマイルゼミのオプション講座は発展クラスと英語プレミアムのみ

やる気を刺激する仕掛けも対照的

チャレンジタッチとスマイルゼミのやる気を刺激する仕掛は、次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
やる気を
刺激する
仕掛
・努力賞ポイントと努力賞プレゼント
・学習してもらう「ジュエル」で、アバターやスタンプと交換、マンガを読む、ゲームで遊ぶ
・学習後のゲーム
・コレクションカード
・学習してもらう「スター」でアバターのパーツと交換、インターネットを閲覧、マンガを読む
教材の
様子

チャレンジタッチのメインのごほうびはプレゼントです。

勉強をしてポイントをためて、シャーペンなどの文房具から、サッカーボールやMP3プレーヤーまで、主に、勉強関係の商品をもらうことが出来ます。

この「実物」のプレゼントは、けっしてあなどれません。

小1の次男は、プレゼントがあるので、スマイルゼミではなくチャレンジタッチで勉強したいと言うほどです。

一方、スマイルゼミは、毎日の勉強後に、簡単なゲームで遊ぶことが出来ます。

また、両教材ともに、モノやゲームに関心のない子ども(主に女子)向けには、着せ替えが出来るアバターが用意されています。

チャレンジタッチの努力賞プレゼントは種類が豊富!

チャレンジタッチの努力賞プレゼントは、オリジナルグッズもあり、とても種類が豊富です

勉強や赤ペン先生の課題提出で貰えるポイントの量に応じて、カラーペンからサッカーボール、MP3プレーヤーまでもらえます。

実物のプレゼントは、子どもにはとても効果が有ります。

次男は、「プレゼントがあるのでスマイルゼミよりもチャレンジタッチが良い」と言うほどです。

スマイルゼミのごほうびはゲームやアバターなど

スマイルゼミは、モノのプレゼントはありません。

毎日勉強すると、一定時間、ゲームで遊ぶことができます

ゲームは30以上のタイトルがあり、遊ぶ時間は0~60分まで設定できます。

下は卓球のゲームの画像です。

ゲームの制限時間のデフォルトの設定は60分!

少し長すぎます。

ゲームの制限時間を簡単に変更する方法を解説した記事があるので、ご関心が有ればお読みください。

その他に、チャレンジタッチもスマイルゼミも、タブレット上の自分のキャラ(アバター)を用意しています。

学習をするともらえる「ジュエル」や「スター」を使ってかわいいパーツをもらって組み合わせたりできるので、着せ替え人形のような感覚で遊べます。

モノやゲームに感心の薄い女子を中心に人気があります。

下の写真は、チャレンジタッチの鬼滅の刃とコラボしたアバターです。

ちなみに、次男はチャレンジタッチに入会した特典として、鬼滅の刃の下敷きをもらいました。

チャレンジタッチは、子どもの関心に合わせて、アニメやキャラクターとのタイアップを積極的にしています。

やる気を刺激する仕掛の比較のポイント
  • チャレンジタッチは豊富な努力賞プレゼントが魅力
  • スマイルゼミは勉強後のゲームやアバターがごほうび

電子図書館には圧倒的な差

チャレンジタッチには、受講する子どもが無料で使える電子図書館があります。

スマイルゼミでも、勉強に役立つマンガなどが読めます。

ただ、チャレンジタッチの方が、量も内容も圧倒的!本好きの子どもは注目です。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
電子
図書館
・まなびライブラリーで、約1000冊の本と約20本の動画が無料で見られる ・勉強に役立つマンガ
教材の
様子

チャレンジタッチの電子図書館「まなびライブラリー」には、約1000冊の本が登録されています。

学年も低学年から中高生まで幅広くカバー。

マンガで読む歴史や図鑑から、小説、岩波書店の社会問題を取り扱った硬派な本までそろっています。

一方、スマイルゼミは、マンガの歴史や伝記が読める程度の小規模なものです。

わが家の長男は本好きなので、「まなびライブラリーが楽しいので、スマイルゼミよりもチャレンジタッチを受講したい」と言うほどです。

ぱぱきりん

チャレンジタッチは電子図書館で約1000冊の本が読める!

チャレンジタッチは、無料で約1000冊、約30本の動画を読んだり見たりできます。

下は、おすすめの本をみている画面です。

小5の長男は本が好きで学年を中学生で設定しているので、写真の本は中学生向けです。

「アンの愛情」など、女子向けの本もちゃんと用意されていますね。

ぱぱきりん

「タブレットで長時間、本を読むと目が悪くなるのでは?」という心配があるかもしれません。

その時は、「チャレンジタッチの電子図書館で興味のある本が有れば、アマゾンで買って家で読む」という使い方もできます!

スマイルゼミは歴史マンガなどが読める

スマイルゼミでも、歴史マンガなどの勉強に役立つマンガが読めますが、量は多くはありません。

電子図書館の比較のポイント
  • チャレンジタッチは約1000冊の本が無料で読み放題
  • スマイルゼミは歴史漫画など蔵書は少量

以上が、分かりやすさや難易度、オプション教材等の比較でした。

チャレンジタッチのオプション教材の内容や、スマイルゼミの英語プレミアムの詳しいカリキュラムは、資料請求をして届く資料に詳しく説明されているので、そちらもチェックしてみてください!

教材比較:③専用タブレットの比較

チャレンジタッチもスマイルゼミも専用タブレットを使いますが、性能は異なります。

スマイルゼミは高性能ですが、価格も高価。チャレンジタッチは性能はやや劣るけれど、価格はリーズナブル

ただし、チャレンジタッチでは2022年の新1年生には、最新の高性能タブレットが導入されます!

この章では、次の点を比較します。

  • 書きやすさ
  • 大きさ・スペック
  • 気になる点

タブレットの書きやすさの違いは大きい?

タブレットの書きやすさは、漢字・ひらがなの書き取りや記述問題の入力などに影響します。

違いは次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
書きやすさ ・手をついて書けない
・表面がざらざらして書きにくい
・2022年度の新1年生に導入される「チャレンジパッドNEXT」は手をついて書ける
・手をついて書ける
・表面がつるつるしてやや書きにくい

チャレンジタッチで使われているタブレット「チャレンジパッド3」は、値段が安いですが、画面に手をついて書くことが出来ません。

一方、スマイルゼミのスマイルタブレットは、値段が高いですが、画面に手をついて書くことが出来ます。

長男と次男にタブレットの書きやすさを尋ねたところ、

長男「どちらも書きにくい」

次男「スマイルゼミの方が書きやすい」

とのことでした。

慣れればチャレンジタッチのタブレットでも勉強は十分にできるので、本質的な差ではないと思います。

ぱぱきりん

ちなみに、2022年度の新1年生から、チャレンジタッチにも手をついて書くことが出来る最新のタブレットが導入されます。

それを使った勉強の様子は、下のボタンを押して表示される徹底解説の動画で見ることが出来ます。

チャレンジタッチのタブレットは手をついて書けない

チャレンジタッチの現在使われている専用タブレット”チャレンジパッド3”は、画面が圧力を感じて、どこが押されているかを感知します。

そのため、手をついて書くと、ペンと手の両方の圧力を感知するので、機械がペンの動きを判断できなくなります。

ペンはプラスチック製です。

チャレンジパッド3でも学習に支障は有りません。

長男も次男もスイスイ学習していました。

でも、スマイルゼミとの比較では、性能が見劣りしてしまいます。

2022年度の新1年生に新型タブレットが導入される!

ただし、チャレンジタッチでは、2022年の新1年生から、手をついて書ける新型タブレット「チャレンジパッドNEXT(ネクスト)」が導入されることになりました!

出所:ベネッセ

新タブレットを使った学習の様子は下の動画でよく分かります。

出所:ベネッセ

書くことになれていない1年生には、相当、書きやすくなるでしょう。

(注)2022年度の2年生以上の学年で新型タブレットが導入される時期について、2021年9月にベネッセに問い合わせたところ、まだ未定とのことでした。

スマイルゼミは手をついて書ける

スマイルゼミの専用タブレットは、ペンからの信号をタブレットが読み取るので、手をついて書いても機械がペンの動きを正確に知ることが出来ます

表面はガラスでつるつるしているので空が映ります。

ペンはデジタイザーペンと言い、電波を発して位置をタブレットに知らせます。

書きやすさについて、子ども達に聞くと、長男は「スマイルゼミの方が書きやすい」と言います。

一方、次男は、「どちらも同じ」だそうです。

私の感想は、スマイルゼミの方が書きやすいけれど、機械が書かれた文字を間違って判定する確率がチャレンジタッチよりも高い印象があるので、優劣つけがたいと思います。

チャレンジパッドNEXTの動画を見ると、低学年でも書きやすそうなので、チャレンジタッチの厳しめの書き方判定と最新タブレットの組み合わせが、一番かもしれません。

タブレットの書きやすさ比較のポイント
  • チャレンジタッチはやや書きにくいが慣れればOK
  • スマイルゼミは手をついて書ける高性能タブレット

大きさとスペックはほぼ同じ

チャレンジタッチとスマイルゼミのタブレットの大きさも重さも、ほぼ同じです。

下は外観の写真です。大きさはほぼ同じ。

厚みは少し、チャレンジパッド3の方が厚いかな、という程度です。

下のボタンを押すと、スペックの比較表が表示されます。

チャレンジパッド3 スマイルタブレット3R
液晶サイズ 10.1インチ 10.1インチ
主な機能 カードスロット(microSD等)
MiniUSB端子
無線LAN(Wi-Fi)
カードスロット(microSD等)
MiniUSB端子
無線LAN(Wi-Fi)
カメラ 前面500万画素
背面500万画素
前面500万画素
背面500万画素
本体
サイズ
(mm)
高さ192×幅272×厚さ16 高さ180×幅270×厚さ12
重さ 640g 560g

重さは、スマイルゼミの方が80g軽いですが、持って使うものでは無いので、気にしなくてよいでしょう。

専用タブレットの気になる点

その他、気になる点を表でまとめてみます。

チャレンジパッド3 スマイルタブレット3R
ネット閲覧 不可 Yahoo!キッズ経由で可
教材のダウンロード時間 やや遅い 普通
Wi-FIの無い環境での利用 事前に教材をダウンロードしておけば可 不可
退会後の利用 漢字・計算アプリ等が利用可能 通常のAndroidタブレットとして使える

大きな差と言えば、チャレンジタッチはネットの閲覧が出来ませんが、スマイルゼミは制限付きで出来ること、また、チャレンジタッチは事前に教材をダウンロードしておけば、外出先でWi-Fiが無い場所でも学習できること、です。

退会後については、チャレンジタッチは漢字や計算のアプリが卒業まで使えます

一方、スマイルゼミは、通常のAndroidタブレットとして使えます

タブレット代金については、次の料金の章で解説します!

タブレットで気になる点の比較のポイント
  • チャレンジタッチは事前に教材をダウンロードすれば外出先でも勉強できる
  • スマイルゼミは制限付きでネット閲覧ができる

チャレンジタッチの資料請求をすると、タブレットの原寸大で問題を印刷した教材が送られてくるので、教材の雰囲気の参考になります。スマイルゼミでも、資料にはタブレットの機能が詳しく解説されているので参考になりますよ!

教材比較:④料金の比較

親として、気になるのは料金です。

先ず、一覧表でざっと比べます。費用は断りの無い限り、12カ月一括払い・税込みです。

新型タブレットのチャレンジパッドNEXTについても、分かる限り載せました!

チャレンジタッチ スマイルゼミ
基礎
コース
38,160~69,960円 39,336~75,240円
発展
コース
基礎と同じ料金 基本料+6,600~11,880円
英語オプション オンラインスピーキング
1回990円
英語プレミアム
HOP/STEP:8,976円
英検対策:39,336円
入会時のタブレット代金
無料 10,978円
(一括払い)
タブレット
定価
・チャレンジパッド3
19,800円
・チャレンジパッドNEXT
39,800円
43,780円
タブレット
保証料
・チャレンジパッド3
1,860円
・チャレンジパッドNEXT
3,600円
3,960円
修理交換
(保証加入時)
3,300円
(3とNEXT共通)
6,600円
早期退会時の追加タブレット代金 6カ月未満の退会時
9,900円
(3とNEXT共通)
【一括払い時】
6~12カ月:7,678円
6カ月未満:32,802円

次に、一目で料金が比べられるように、標準・発展クラスと英語のオプションも加えた料金をグラフで示します。

赤がチャレンジタッチ、青がスマイルゼミです。金額は12カ月一括払い・税込みです。

チャレンジタッチ(赤い棒グラフ)は、挑戦コースと英検対策ができるチャレンジイングリッシュが無料なので、料金は赤の一色だけです。

スマイルゼミは(青い棒グラフ)は、一番下の濃い青の標準クラスの上に、発展クラスと英語プレミアムのオプション料金を積み重ねたグラフになっています。

青のグラフ全体は、「発展クラス+英検対策」の場合の合計金額です。

グラフを見ると、英検対策を選ばず、「発展クラス+英語プレミアム(HOP/STEP)」の場合でも、チャレンジタッチとだいぶ差がつくのが分かります。

標準のコースの料金の差は小さい

次に、基本料金とも言える、標準クラスの料金を表で比較してみましょう。金額は全て、12カ月一括払い・税込みです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ 差額
コース 標準コース 標準クラス (スマーチャ)
1年生 38,160 39,336 1,176
2年生 38,160 42,240 4,080
3年生 44,880 50,160 5,280
4年生 54,360 58,080 3,720
5年生 65,040 68,640 3,600
6年生 69,960 75,240 5,280

標準コースの差は、年間1000円台~5000円台。

スマイルゼミはチャレンジタッチの10%増しの設定です。

応用コースの料金を入れると差が広がる

次に、チャレンジタッチの挑戦コースとスマイルゼミの発展クラスの料金の比較です。

チャレンジタッチ スマイルゼミ 差額
コース 挑戦コース 発展クラス (スマーチャ)
1年生 38,160 45,936 7,776
2年生 38,160 52,800 14,640
3年生 44,880 62,040 17,160
4年生 54,360 69,960 15,600
5年生 65,040 80,520 15,480
6年生 69,960 87,120 17,160

応用コースの料金を比較すると、スマイルゼミはチャレンジタッチよりも約8千円から1.7万円、高くなります。

スマイルゼミで、少し難しい算数の問題や国語の記述問題、英語の追加問題の料金、と言えます。

英語オプションを加えると差が一層開く

スマイルゼミの英語プレミアムの追加料金は、先にも紹介しましたが、各学年共通で下の表の通りです。

12カ月一括・税込み
HOP/STEP 8,976円
英検(5級~2級) 39,336円

スマイルゼミの発展クラスに英語プレミアム(HOP/STEP)を加えてみます。チャレンジタッチは無料のチャレンジイングリッシュが有るので、料金は変わりません。

チャレンジタッチ スマイルゼミ 差額
コース 挑戦コース 発展クラス (スマーチャ)
英語 チャレンジイングリッシュ 英語プレミアム(HOP/STEP)
1年生 38,160 54,912 16,752
2年生 38,160 61,776 23,616
3年生 44,880 71,016 26,136
4年生 54,360 78,936 24,576
5年生 65,040 89,496 24,456
6年生 69,960 96,096 26,136

料金差は、1.9万円~2.7万円に開きます。

スマイルゼミで発展クラスを受講する子どもは、英語の問題量を足りないと感じて、英語プレミアムを契約する可能性が高いでしょう。

最後に、スマイルゼミの発展クラスに英語プレミアムの英検対策を受講した場合の料金を比較します。

チャレンジタッチは、チャレンジイングリッシュが英検対策も出来るので料金は変わりません。

チャレンジタッチ スマイルゼミ 差額
コース 挑戦コース 発展クラス (スマーチャ)
英語 チャレンジイングリッシュ 英語プレミアム(英検)
1年生 38,160 85,272 47,112
2年生 38,160 92,136 53,976
3年生 44,880 101,376 56,496
4年生 54,360 109,296 54,936
5年生 65,040 119,856 54,816
6年生 69,960 126,456 57,496

英検対策も入れると、料金の差が開きます。

スマイルゼミの英検対策には、チャレンジイングリッシュには無い英検対策の問題演習が有るので、料金は高くなっても仕方ないかもしれません。

コース料金の比較のポイント
  • チャレンジタッチは応用コースも英検対策も無料
  • スマイルゼミはオプションが有料なので料金が上がる

タブレット費用の違いに要注意!!

チャレンジタッチとスマイルゼミは専用タブレットを使います。

以下では、タブレット関連費用を比べます。

機能が違えば低下も違います。

親を悩ますのは、早期退会時のタブレット代金の追加請求です。

これが、事実上、退会費になっているので注意してください。

入退会時のタブレット代金の比較

入会時のタブレット代金とタブレットの定価は次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
入会時のタブレット代金
無料 一括払い10,978円
タブレット
定価
チャレンジパッド3
19,800円
チャレンジパッドNEXT
39,800円
43,780円
早期退会
時の追加
タブレット
代金
6カ月未満の退会時
9,900円
(3とNEXT共通)
入会時に一括払いの場合
6~12カ月:7,678円
6カ月未満:32,802円

チャレンジタッチで今使われているチャレンジパッド3は書き心地はいまひとつです。

でも、定価19,800円のタブレットが、6カ月間の受講でもらえるので、コスパは良いと言えます。

乱暴な小学生男子が何年間も使う間に、故障して交換や再購入になる可能性は無視できません。

機能を抑えて2万円弱という価格は、再購入になっても我慢できます。

6カ月未満の退会の場合でも、タブレット代金は9,900円しか請求され無いので良心的です。

最新のチャレンジパッドNEXTの費用

注目は、2022年の新1年生から導入されるチャレンジパッドNEXTです。

出所:ベネッセ

手をついて書けるタブレットなので定価は39,800円と、スマイルゼミの43,780円に近い価格になります。

でも、NEXTも6カ月連続受講すると無料で貰えます!

お得感がアップしました。

ぱぱきりん

さらに、2021年9月から、2022年4月号の受講だけでも無料でチャレンジパッドNEXTがもらえるキャンペーンが行われているので、要チェックです。

スマイルゼミのタブレットは高価

スマイルゼミのスマイルタブレットR3は、高機能ですが定価は43,780円と結構します。

6カ月未満で退会すると入会時の一括払いと合わせて、43,780円の定価を払わなければなりません。

6カ月以上受講すると、タブレット代金は入会時の良い活払いと合計で18,656円にガクンと下がります。

この理由は、6カ月間の受講費から費用が賄えることや、6カ月間受講した子どもは退会する可能性が下がること、などが理由でしょう。

保証料と交換費用

タブレットが壊れた際に、割引価格で再購入できる保険が用意されています。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
タブレット
保証料
チャレンジパッド3
1,860円
チャレンジパッドNEXT
3,600円
3,960円
修理交換
(保証加入時)
3,300円
(3とNEXT共通)
6,600円

保証料も交換費用も、チャレンジパッド3はスマイルタブレットの約半分です。

チャレンジタッチの新タブレットであるチャレンジパッドNEXTは、保証料は年間3,600円に値上がりしましたが、交換費用は3,300円とチャレンジパッド3と同じです
(注)ベネッセのHP参照

料金の比較は以上です。

チャレンジタッチの方が、入会・早期退会のコストが安いので、期待外れだったとしても、他の通信教材に乗り換えしやすいです!

スマイルゼミの場合は、タブレット代金が高いので、少なくとも6ヶ月間は受講するのが良いでしょう!

タブレット費用の比較のポイント
  • チャレンジタッチは6カ月受講でタブレットがもらえるのでコスパが良い
  • スマイルゼミはタブレットが高価なので早期退会しにくい

タブレットの入会・退会時の費用や保証料などは、資料請求すると送られてくる資料に一番詳しく説明されているので、必ず資料請求をして確認しましょう!

チャレンジタッチとスマイルゼミの提供元と顧客満足度の比較

チャレンジタッチとスマイルゼミの基本情報として、提供する企業と顧客満足度調査をご紹介します。

教材を作っている企業を知ると、教材のことがよく分かります。

また、顧客満足度調査は、多くの人たちの意見が反映されているのでとても参考になる情報です。

比較表にすると次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
提供元 ベネッセ ジャストシステム
顧客
満足度
調査
・コスパの良い英語教材(2021年)
・子どもが好きな通信教育(2020年)
・継続しやすい英語教材(2020年)
・英語教材最優秀賞(2021年)
・子どもが好きな英語教材(2021年)
・継続しやすい英語教材(2021年)

(注)顧客満足度調査はイード社のイードアワード・小学生部門。

チャレンジタッチは「子どもの好きな通信教育」を受賞

出所:ベネッセ

チャレンジタッチは、ベネッセが提供する進研ゼミのタブレット教材です。

ベネッセグループは、進研ゼミの他、お茶の水ゼミナールなどの塾やベルリッツなどの英会話教室、介護事業を展開し、海外拠点も含め、グループの社員数は約19,500人の大企業!

進研ゼミは、通信教育の中では会員数が最大で、昔からある紙テキストのチャレンジと、タブレットのチャレンジタッチがあります。

私がチャレンジタッチから受ける印象は、教育に情熱を持ったスタッフが、長い年月をかけて得たノウハウを盛り込んだ教材、というものです。

通信教育の長い経験や英会話教室等のノウハウが生かされています。

顧客満足度について、イード社の調査を見ると、2021年に小学生の「コスパの良い英語教材」に選ばれました。
(参照)イードアワード2021

さらに、2020年の通信教育・小学生総合の部では、「子どもが好きな通信教育」、「継続しやすい通信教育」の2部門で受賞しています。
(参照)イードアワード2020

スマイルゼミは「子どもの好きな英語教材」を受賞

出所:JUSTSYSTEMS

スマイルゼミは、ソフトウェア会社のジャストシステムが開発したタブレット教材です。

ジャストシステムは「ATOK」や「一太郎」を主力商品にしています。

ジャストシステムの主力商品であるATOKと一太郎の紹介画像出所:JUSTSYSTEMS

ジャストシステムは小学校向け学習・授業支援ソフトなどを手掛けるようになり、2012年から小学生向けにスマイルゼミのサービスを開始しました。

社員数は約340人と、ベネッセグループの約19,500人と比べると、ずっと小さな会社です。

私のスマイルゼミの印象は、AIによる出題や手をついて書けるタブレットを早くから導入するなど、高い技術力が魅力の教材、というものです。

子どもはゲームが好きなら、勉強のごほうびをゲームにするなど、善し悪しを超えて効率を優先するドライな面が有ります。

イードの顧客満足度調査では、2021年の小学生の英語教材部門で最優秀賞の他、「子どもが好きな英語教材」、「継続しやすい英語教材」に選ばれています。
(注)イードアワード2021

比較のポイント
  • チャレンジタッチは「継続しやすい通信教育」に選ばれた
  • スマイルゼミは「継続しやすい英語教材」

おすすめはどちら?

これまで見てきた内容を、もう一度まとめてみましょう。

最初に示した対照表は次の通りです。

チャレンジタッチ スマイルゼミ
雰囲気 明るく楽しい ドライで勉強に集中
分かり
やすさ
解説がとても分かりやすい ゲーム形式で楽しい
難易度 やさしめ 少し難しい問題も
応用問題 無料 有料
人の指導 赤ペン先生など なし
先取り
学習
英語、漢字、計算 漢字、計算
ごほうび プレゼントなど ゲームなど
サービス 無料図書館など 漢検費用のサポート
コスパ 良い 費用相当?
提供元 ベネッセ ジャストシステム

チャレンジタッチのメリットを挙げると、

チャレンジタッチのメリット

  • 解説が分かりやすいので学校の補習に向いている
  • 基礎から応用までの学習の流れが良く作られている
  • 楽しく勉強になるので学習が続く
  • 英語の先取り学習ができる
  • 努力賞プレゼントや電子図書館など充実したサービスがある
  • 教材・タブレット費用が安いのでコスパが大変良い

そして、チャレンジタッチがおすすめの子どもは、次の通りです。

チャレンジタッチがおすすめの子どものタイプ

  • 勉強は苦手と感じている
  • 小学校の算数が難しい
  • 英語の先取り学習がしたい
  • 明るい雰囲気の教材が好き
  • 本を読むのが好き
  • ポイントやプレゼントに燃える

一方、スマイルゼミのメリットは次の通り。

スマイルゼミのメリット

  • シンプルな教材で勉強に集中できる
  • 標準の英語教材が高機能で楽しい
  • タブレットが高機能なので書き取りや記述問題が書きやすい
  • 動画でしか解説できないような難易度の高い問題も出る
  • 漢字検定の料金を年に1度、補助してくれる

スマイルゼミがおすすめの子どものタイプは以下の通りです。

スマイルゼミがおすすめの子どものタイプ

  • 勉強にある程度慣れている
  • キャラが出てこないドライな雰囲気の教材が好み
  • 記述問題など少し難しい問題も解きたい
  • 楽しい英語教材で勉強したい
  • 漢字検定を頑張りたい

わが家のおすすめは?

両教材を受講した上で、長男と次男は二人ともチャレンジタッチで勉強したいと言います。

私も、基礎の理解と学校の成績アップが目的であれば、チャレンジタッチがおすすめです。

コスパが良く(教材が分かりやすく料金が安い)、長続きする可能性がスマイルゼミよりも高く、英語の先取り学習の良い教材が有るからです。

親目線でのチャレンジタッチのメリット

  1. コスパが良い(教材が分かりやすく料金が安い)
  2. 長続きする可能性がスマイルゼミよりも高い
  3. 英語の先取り学習の良い教材が有る

チャレンジタッチで学校の勉強が十分理解できるようになり、中学受験などのより高い目標を目指すことになれば、Z会や塾を考えるのが良いでしょう。

資料請求と体験を申し込もう!

教材選びの試行錯誤は避けて通れませんが、それでも失敗は避けたいもの。

そのために、おすすめの方法は2つあります。

資料請求と教材のお試しです。

  1. 資料請求
  2. 教材を体験する

資料請求をする

気になる教材が有れば、ためらわずにすぐに資料請求をしましょう!

各社HPので教材の内容は解説されていますが、カリキュラムや規約の詳細、退会時のペナルティーなどは、請求して届いた資料の方が詳しく書かれています

お試し教材ももらえるのでお得です。

下の写真はチャレンジタッチ1年生のお試し教材です。

下の写真はスマイルゼミの漢字の特典教材です。

ブログの口コミをいろいろとチェックするのも良いですが、資料を見た上で口コミを読むとより実感がわくものです。

「子供の個人情報が企業に渡るのが心配」と思われるかもしれませんが、偽名でもOKなので心配無用です。

2つの教材を比べるのなら、2つとも資料請求をして、子どもと一緒に比べてみましょう。

ちなみに、チャレンジタッチの資料請求の手順を解説した記事があるので、お読みいただけば、資料のチェックポイントや3分で資料請求を終わらせる手順がお判りいただけます。

体験を申し込む

「百聞は一見に如かず」はタブレット教材に当てはまります。

親の世代はタブレット教材になじみがありません。

一方、学校でもオンライン学習が徐々に広まっており、タブレット教材は今後、まずます普及するでしょう

良いチャンスと考えて、親もタブレット教材を体験してみましょう!

スマイルゼミは2週間の無料体験、チャレンジタッチは1カ月間の受講キャンペーンがあります。

スマイルゼミの2週間無料体験のキャンペーン

スマイルゼミは、2週間の無料体験を年中受け付けています。

タブレット教材を家で体験できる良いチャンスで、わが家は長男と次男が体験しました。
(注)契約しない場合には返送費のみ負担になります。

スマイルゼミのお試しの申し込み方と注意点を解説した記事があるので、ご関心が有ればお読みください。

チャレンジタッチの1カ月間受講キャンペーン

チャレンジタッチは、通常、最低2カ月の受講が条件で、6カ月未満の退会時にはタブレット代が請求されます。

しかし、3月から5月の入学シーズンや7月の夏休み、9月の新学期などに、1カ月間だけ受講して退会する際にタブレットを返却すればタブレット代が請求されないキャンペーンが行われます。
(注)1カ月間の受講費とタブレットの返送費がかかります。

4,000円~7,000円の費用で1カ月間できるので、積極的に活用してみましょう。

特に、新1年生は、4月講座を1カ月受講すればタブレットをもらえるキャンペーンが毎年行われています

2022年度の新1年生向けの講座も9月から募集が始まりました。

申し込むと、手をついて書ける最新タブレットが無料でもらえます!

最新タブレットは12月に届いて、すぐに、入学準備講座を学習できます(料金は2021年4月分に含まれている形になっています。)

現在、年長さんの子どもをお持ちのご家庭では、チャレンジタッチの1カ月受講キャンペーンと、スマイルゼミの2週間無料キャンペーンを同時期に申し込んで、タブレットで学習をして比べてみるのが良いでしょう。

ちなみに、以下の記事で長男と次男のチャレンジタッチとスマイルゼミの体験口コミを紹介しています。

なぜ無料?チャレンジタッチ挑戦コースの5年生の口コミと中学受験への使い方 チャレンジタッチ小学1年生の受講口コミ|学習習慣付けと英語学習に効果あり スマイルゼミ発展クラスの感想|中学受験を考える小学4年生が体験、口コミを紹介! スマイルゼミ発展クラスの小学1年生の体験口コミを紹介!英語プレミアムの内容や料金も解説

まとめ

チャレンジタッチとスマイルゼミの違いはお分かりいただけたでしょうか?

コロナ禍によるオンライン学習の加速や、小学校の英語教育の必修化など、小学生の学習環境もめまぐるしく変わっています。

その中で、タブレット教材は、学習効果の高い教材として、今後、中学・高校でも普及が進むでしょう。

小学校の内は、子どもの好みを知るために幾つか試してみる、という程度のフットワークの軽さが良いかもしれません。

気になる教材が有れば、積極的に資料請求をしてみましょう!

チャレンジタッチ スマイルゼミ
>>チャレンジタッチの
資料請求
>>スマイルゼミの
資料請求

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA